IPOセカンダリーのやり方

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以下は当方の単なる相場感想文です。

投資・トレードを推奨するものではありません。

相場は自己責任でご対応ください。

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参考ブログ・サイト

IPOのセカンダリーで勝負する際、当方が必ず見るサイトは以下。

JPX日本取引所グループホームページ|新規上場会社情報

このページが時系列、かつ、最もシンプルに、必要不可欠な情報が整理されています。

Q:他の情報は必要ないのか?

A:必要ありません。

他の情報がいらない理由

当方の場合、ほとんど値動き追従のトレードをします。

このため、これで十分。

最も重視することは、

  • 公募・売出価格と現値の差異
  • 即金規制にかかっていないか
  • 発行済株式数の多寡

です。

公募・売出価格と現値の差異

現値とは、新値寄り付き価格および、以降の現在値です。

これが公募・売出価格より上か・下か?

通常は上になる場合がほとんどです。

下と言うことは相当弱い。

当方、その程度の認識であります。

即金規制にかかっていないか

即金規制にかかってしまうと、出来高が減ってしまいます。

自分の余力も不足しがちになるため、何度も反復するトレードができにくくなります。

信用取引が使えず、手付かずの現金が必要になるためです。

また、即金規制となったと言うことは、寄り付かず、翌営業日にまで持ち越されて、やっと寄り付いたと言うこと。

これにより、価格は自動的に高くなっており、暴落の危険性も上がります。

そうかと思えば、上にグイグイ突き抜ける場合もありますが。

発行済株式数の多寡

発行済株式数は、上記の参考サイトには表示されていません。

当方、株ツールで毎度確認しています。

発行済株式数が少ない場合には、値動きが極端に大きくなる傾向があります。

そんな場合には、チャンスの機会が増える、これ好都合、と言う認識です。

ピンチも増える勘定になりますが。


当方、IPOでトレードする際には、ほとんどこれくらいの情報しか気にしません。

と言うより、他に気にしようがないのであります。

なぜなら、この直近IPO、セカンダリーの世界。

一撃爆損、退場直行もあり得ます。

それほどまでに値動きが大きくなることがあるのです。

何をどう気にしていても、やられてしまったらアウト。

すなわち、理屈は役に立ちやしない。

はっきり言いましょう。

トレードの界隈においては、値動きが全てであり、やられたらその時点で終了。

そんな世界ですので、前情報は当てにも何にもなりやしないのであります。

やり方

スイングです。

デイトレではありません。

買ってから上がってしまい、誘惑に負け、当日中に利確することはあります。

そんな場合は結果的なデイトレとなります。

スキャはやりません。

なぜスキャをやらないのか

負けるからです。

過去、スキャで大やられ。

勝ったこともなくはありませんが、まあ、大方負けますわな。

その理由ははっきりしています。

トータルにおいて、

(負け額)>>(勝ち額)

となるからです。

なぜそうなるかについては、他で何度も述べています。

404 NOT FOUND | 株ブログ ニュース
相場の感想文です。投資・トレードは自己責任にてお願いします。 損が出てもこちらでは一切責任を持てません。

銘柄

どの銘柄を選ぶべきか?

これがIPOセカンダリートレードのほぼ全てを決めます。

要は、買ってから上がらなければ、意味がありません。

直近IPOにおいては通常、空売りができません。

買い専が当たり前です。

したがって、何をどう言っても、買った後に上がらなければ意味なし。

含み損を耐えてから利確?

そんなもの、単なる自虐プレイに過ぎません。

はっきり言って、血へどを吐きそうになります。

とにかく、買ってから上がるか否か。

それ以外何もありません。

では、どんな銘柄が上がるのか?

ここで当方が公開すると思いますか?

ないですわな。

ヒントだけ申し上げましょう。

当方、IPOセカンダリーにおけるインの機会はあまり多くはありません。

ですが、常に狙っています。

全てのIPO銘柄を、です。

すなわち、値動きが大きいので、たまに勝てるだけで十分だ、と言うことであります。

リスク

一撃退場もあり。

したがって、信用全力二階建てなど、ありえません。

ロットは小さく。

値動きが大きいので、それでも利益はそこそこ出ます。

もちろん、下に行かれたら終了。

したがって、損切りをどうするか?

これがIPOセカンダリー売買の要諦です。

はっきり言いましょう。

損切りだけしていれば良いのであります。

5回損切りして、1回儲かればよろしい。

その際、利幅をガツンと伸ばすのであります。

なぜなら、直近IPOの特徴は値動きの大きさ。

こんな銘柄で値幅を取らず、スキャで終えるなど、意味がわからないのみならず、効率が悪すぎるのであるからして。

それ言ってる人は、まあ大体嘘ですわな。

広告塔としては効果あるのかも。

夢を壊すようでアレなんですが。

それでみんな騙されてトレードを始めるのです。

1円ずつ積み重ねて100万円にすればいいと。

当方としては、それで新規参入者も増えるし、相場の厚みも増し、出来高が増えるので、特段不都合はありませんが。

ただ、嘘はまずいよね、と。

デイトレとなる場合

デイトレ、これはまあ、大方上手くはいきません。

しかし、上がる場合はあっと言う間に、とんでもなく上がっていきます。

下で買って、ものの数分でストップ高へ。

こんな時、さすがに誘惑に負けて利益確定、となることが多い。

なぜなら、そこで利確せずにいて、今度は一転ストップ安もあるのであります。

そうしたら大損です。

それがIPOの値動き。

この時ばかりは、当方もデイトレ。

利食い千人力と言う語が発動されるのは、IPOセカンダリーのスイングで運よく乗れた時。

では、その乗れる時のパターンとは、どんなものなのか?

値動きのパターン

IPOにおいては、上下動の繰り返し。

その上下動がいささか激し過ぎるのであります。

このため、じっと持っていると言うことが極めて難しい。

じっとしているうちに、あっと言う間にやられます。

下がったらすぐ切らなければならない。

にもかかわらず、素っ頓狂に値動きが激しい。

特売りもあるよ。

ですから、ホールドしたままストップ高まで持っていられると言うのは、ほとんど奇跡に近い。

偶然の上に成り立つ利益確定であります。

はっきり言いましょう。

IPOのセカンダリーは、偶然の産物です。

そして、それがわかっていても、かなり難しい。

かなりの工夫が必要です。

あなたはその偶然をうまくいただくことができますか?

当方にできること、それは心より相場の幸運をお祈りすることだけです。


さて、本日の結果はスイング負け。

よくやられますなあ。

日経はいいところまで来てますんで、ここからうまく抜きたいところですが。

買えそうなのはいろいろありそう。

アレな株ざっと一揃い買い。