IPOスケジュールと日経平均株価|秋・冬相場の正念場来たる?

テニスの厚いグリップ・薄いグリップ

秋・冬相場を占うIPO株のスケジュール

新規公開株と言えば、例年集中して多くの銘柄が上場する時期があります。それは12月です。年度によっても違いますが、12月は連日のようにIPOが設定されており、1日に2銘柄あるいは3銘柄のIPO株が設定されている場合も珍しくありません。

2018年は9月に7銘柄、10月に9銘柄の新規公開株が設定されていますので、例年と比較すると秋口から多めのIPO株がスケジュールされている勘定になります。

12月にどのくらいのIPO株の設定がされているのかは、割とぎりぎりになってから判明します。概ね1カ月くらい前に上場日が公開されることが多いですので…。

2018年の9月と10月の動向を見ますと、今秋の新規公開株は割と多く、豊作の年だと言えるかも知れません。問題はこれらの銘柄がどのくらい売買が活況になるかと言うことです。

IPO株の活況度合い

IPO株の活況度合いは、

①公募割れしないこと
②上場初日の売買代金
③上場後しっかり上値追いするか

などににかかっています。

公募割れは不人気の現れ

IPO銘柄は公募価格より下で寄り付きますと、上場初日の売買代金も若干力不足になることが多いです。そして、その日のうちに公募価格を超えて来るような値動きがあれば良いですが、印象的にはそうなることは少ないです。

IPO株の仮条件とは

そもそもが公募価格が決定される前に、不人気であるIPO株はある程度の予想がつきます。それは仮条件と言う、仮の公開価格のようなものにも現れます。IPO株の仮条件とは、公募価格を決めるための値幅であり、通常は3種類、例えば1200円、1250円、1300円と3段階の見込み価格が提示されます。

人気のある銘柄はこの3つの仮条件価格のうち、最も高い価格がそのまま公募価格となることが多いです。逆に言うと、これである程度の人気の状態がわかります。

IPO株とデイトレード

人気のない銘柄は、寄り付いた後も今一つ売買が活況にならないことが多いです。私の場合は、人気がない、あるいは売買が活況とならないと判断した銘柄については、デイトレードで上場初日にインすることはありません。

やはりやり易い銘柄はある程度売買が活況となり、値上り傾向にある銘柄です。IPO株が初値をつけた後にどれもこれも上がるような相場ですと、それが全体相場を牽引するような格好となり、ある意味トレードし易い相場となります。

そのおかげで、IPO株が例年集中する12月が“掉尾の一振り(とうびのひとふり)” となって、年末の力強い上昇に一役買うこともあります。

IPO株と日経平均株価

IPO株が牽引する“IPO相場” と言うのは、株取引をする者にとってうれしいことに、日経平均、あるいは全体相場と言うものの影響をあまり受けない傾向があります。

日経平均が低迷していたり、全体相場が閑散気味で冴えない場合にも、IPO銘柄だけが急騰したりストップ高を連発する場合も度々あります。

これは短期売買をする者にとってはいささかありがたい状況となります。どんなに全体相場がダメで流行っていなくても、IPO株がガンガン上がってくれれば他の新興株も影響を受け、デイトレに参戦する機会が増えてくれるからです。

つまり、IPO銘柄と日経平均はあまり(と言うかほとんど)連動しておらず、そのおかげでマーケットが活気づくことにもつながると言う訳です。

IPOセカンダリー投資

初値をつけた日からIPO株を買い持越しする際、やはりIPO株が全体相場を牽引するような雰囲気になっているかどうかは結構大事です。

私もたまに上場初日から翌日までIPO株を持ち越すことがありますが、その際、必ず気をつけるのが売買代金が活況になっているかどうかです。

結局のところ翌日の寄り付きで値上りするかどうかは、誰かがその時点で上の値段で買いを入れてくれるかどうかにかかっています。

リスクを負って上の値段で買ってくれる人がいるからこそ、値上がりが享受できることになります。やはり閑散相場でIPOに資金が入って来ない場合には、持ち越す勇気は出ません。

IPO株の値動きの大きさに注意

IPO株は上場初日からしばらくの間、他の株よりも値動きが格段に大きくなることが多いので、儲けるチャンスも増えるものの、大損をするリスクも増えると言う、ハイリスク・ハイリターン型の投資になりがちです。

IPO株が思い切り下がる場合には、みるみるうちに平気で15%くらい下げると言うとんでもない値動きになることがあります。

特に初値が公募価格の2倍・3倍と高く寄り付いた場合や、ストップ高を繰り返して値上りした場合には要注意です。

そして、特別売り気配に巻き込まれたら大損は免れません。ですから、短期売買でIPO株で利益を出すためには、値上りしている最中にピンポイントでインし、値上りしている間に降りる必要が出てきます。

値動きが大きいと言うことは、下がったところを含み損で耐え、上昇するところまで待つ場合のリスクが増えてしまう可能性があると言うことです。

IPO株で含み損を耐えると言うのはやりたくないし、精神衛生上も良くないです。私の場合、そうなったら負けだと考えています。


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本日のトレード結果

【デイ新規建売買代金合計】(買建)概算290万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)2404鉄人化計画、3935エディア、4397チームスピリット、4582シンバイオ製薬、7608エスケイジャパン、7919野崎印刷紙業
(売建)なし
【デイトレード損益】-0.1万円
【スイングトレード損益】なし
【本日のトータル結果】-0.1万円
【今月の損益】-7.2万円
【持越ポジション】新規売建なし
新規売建なし
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし


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