デイトレード必勝法の豆知識24選

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デイトレ必勝法とは負けの教訓、その集大成です。

常に負けトレードを検証し、失敗から立ち上がるのであります。

そして、淡々と手順を消化し、感情を切り捨てる。

勝ちパターンはそこにあります。

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デイトレ必勝法

とにかく強い銘柄だけ見ていればいい。

それで負けるなら仕方がないではありませんか。

あれもこれも監視する?

それで勝ちは近づくのか?

結局わからないのであります。

わからないからこそ必勝法を探し求める。

問題は、自分の後に誰かの追撃買いが入るかどうかです。

その可能性が高いであろう、少なくともそう推測できる銘柄にインするしかないのであります。

出来ることは推測だけ。

事実だけを見て、理詰めで推測する。

できることは限られています。

限られているのに、手抜きはいけません。

淡々とやるべきことをやるだけなのであります。

ロットの理由

なぜロットを上げられないのか?

その答えは、勝てやしないことを当人が一番よく知っているからです。

やられるとわかっているのに、ロットなど上げられませんわな。

弾を当てる自信があるなら、玉をデカくすればよろしい。

これは当然のことでしょう。

すなわち、目標は大ロットに耐えうる手法です。

上げてる銘柄を探す

8割方、ぶち上げている銘柄に入ります。

下げているのを追いかけると、候補銘柄が少なくなることが多い。

少ないところを絞り込むと、機会損失になりやすいのです。

相場が悪くなればなるほど、下げ銘柄は増えるので、その場合はそっちもありですが。

いずれにせよ、グイグイ来そうなポイントを目がけてインするのみ。

見るのは1分足。

3分で大損できるのに、3分足、5分足とかありえません。

3分間で大幅含み損になったらどうするのですか?

大損しながらカット?

1分足で3本長めの陰線が続いたら、まあたいてい爆損できます。

とある証券会社では、1分足より短い時間軸のチャート(◯◯秒足)を見ることができるそうです。

なぜ値上がりするのか?

株が値上がりする理由は、当方理論によりますと、

「買ってから売るまでに時間がかかるから」

です。

誰しも買ってから売るまでには時間がかかります。

どんなに急いで買い・売りを済ませようとしても。

買ってから売るまでの微小な時間差をΔT(デルタ・ティー)としますと、

この値を0にすることはできません。

ΔT がどんなに微小な時間であっても、大勢の人々が同じような行動を取れば、ΔT の寄せ集めが発生します。

ΔTの寄せ集めこそ、値上がりの正体であります。

勝率の理想

デイで勝率が低いトレード?

意味不明です。

そんなんでは勝てません。

デイトレは利幅が小。

ですから、やられる時は普段の利幅に比べ、大きくやられる勘定となります。

相対的に損切りの幅が大きくなっているのです。

であるにも関わらず、勝率が低かったら、損しまくりになるでしょう。

結局のところ、勝率が高くても低くても、目的は一つです。

トータルで勝てるのか否か。

それが全てです。

時間軸が短ければ短いほど、勝率は100%に限りなく近く。

これがデイトレの理想です。

手順を踏む

寄り付き前までにピックアップした銘柄が50~60。

その中からさらに10銘柄程度を絞り込みます。

この過程での「選び」が悪いと、負けの原因となります。

銘柄選定手順を明確にしたい。

強いか弱いか迷う、そんな銘柄にインするのがまずいのです。

これはイケる、明らかにそう思える銘柄だけ、限定で入ればよろしい。

インする前の手順を冷徹にこなす。

言葉にして書き出せることを、そのまま行動に移すのであります。

淡々と行く

淡々と行きましょう。

一行で終わり。

⇒相場はカッカしたら負け。

細かく記録をつける

入った銘柄、インするつもりだったけど直前でやめた銘柄は、記録の対象。

エクセルにまとめ。

ただ、データがいろいろあり過ぎて、パッと見、何が何だかわかりません。

とにかく記録だけ残しておいて、後で振り返りたくなった時だけ、見ます。

正直言って、データを見返すのがつらいです。

それでもたまに発見があります。

本当にたまにですが。

デイトレ必勝法はその発見が起点です。

10個中7個の嘘

デイトレはモグラ叩きゲームです。

モグラの穴がたくさんあって、ランダムにモグラが顔を出す。

全てのモグラを叩くことはできません。

反射神経のゲームです。

多くのデイトレーダーがこの方式を採用していそう。

勝率7割なら、まずまずのように思えなくもありません。

しかし、慣れたところで、気づきます。

勝率7割と言うだけでは、お話にならないと。

このモグラ叩きゲーム、なかなか資金が増えていかないのであります。

なぜモグラ叩きはダメなのか

いったん外し始めると、どんどん外してしまう。

外した後、リカバリーをしようとしても、なぜだか上手くいかない。

モグラの「あと追っかけ」となるのです。

いったんうまくいかなくなるとどんどん焦って来てしまいます。

その煽りで損切りに失敗なんてことに。

これがいわゆるコツコツドカンです。

買った途端に大損なんてこともあります。

そこで当方、全てのモグラを監視するのはあきらめました。

一カ所のモグラ穴だけを監視するのです。

モグラ穴1カ所に張り付く

出て来る確率の高い穴を特定し、その穴だけを監視します。

その代わり、顔を出したモグラは着実に仕留める。

こうすると、他をあきらめた分、仕留める確率は上がります。

当然のことですが。

ただし、ほとんど100%仕留める必要があります。

そもそもがチャンスを絞り込んでいるのであります。

機会は大幅に減っており、その分を勝率に上乗せしているだけです。

そして、資金をブン回すのです。

この方法のメリットは、連勝できることです。

連勝で資金は増えるのか

連勝できるのだから、利益が出たら、常に全力再投入。

一見、複利は効きやすくなります。

しかしこの手法、一撃大損との戦いとなります。

大損さえしなければ、それなりに資金は増えていくものです。

食らわなければうまくいくが、食らったら仕舞い。

では、どのようにこの大損を減らせるのでしょうか。

その答えは、リサーチをしっかりすることです。

リサーチを完璧にする

リサーチを完璧にすることにより、モグラの出現を高頻度にすることができます。

モグラ出現頻度の低い穴に照準を合わせてしまうと、待ち時間が長くなり、コスパの低下となります。

また、ちょろいモグラが出てきやすい穴を特定することも大事です。

モグラには個人差があり、賢く敏しょうなモグラと、そうでもない、ちょろいモグラがいるのです。

当然ながら、狙うのはちょろいモグラです。

彼らは穴からノソノソと出てきます。

これを一発必中で叩くわけです。

最も危険な手法

最も危険な手法、それはナンピン。

ナンピン買いとは、値下がり局面で買い増しをし、買付単価を下げる方法。

投入金額が大きくなったが最後、大きく儲かるか、大きくやられるか。

イチかバチかになります。

デカい玉で勝負するなら、必ず勝てると言う読みが必要。

すなわち、読みが外れているのにナンピン買いをするとは愚の骨頂。

玉をデカくし、みずから危険の中に飛び込んでいるに等しい、と言うことになります。

順張り・逆張りの比較

順張り 逆張り
確定までの時間 短い 長い
損切り貧乏 あり 少ない
一括買い 多い 少ない
一括売り 多い 少ない
損切りまでの時間 早い 遅い
指し負け 多い 少ない
利幅 伸びる事もあり 狭い
利幅を伸ばす たまにできる あまりできない
損切りできるか やらざるを得ず 耐えてしまう
ナンピン頻度 少ない 多い
参戦頻度 多い 多くはない
勝率 高くない 高い

個人的見解。

表中の結果は人によって変わります。

トラウマの作られ方

負ける時はいつもドカン。

コツコツ勝ちを積み重ねていても、一発で全てを抜かれる。

その恐怖は十分味わった。

トラウマは消えやしません。

静かに心が折られるのみ。

すなわち、一時の平穏は心の安定を生み出しません。

なぜなら、ドカンがあるから。

これが相場におけるトラウマです。

前提のありか

勝つためにはドカンを排除する必要があります。

それを実現するためには、微に入り細を穿つ調査をし、完璧を期す。

これで絶対にドカンを食らわない、大負けはしないと胸を張る。

万全な態勢を作るのであります。

あるいはそれが不可能でも、不可能を可能にする。

そんな努力をする羽目になります。

するとどうでしょう。

勝率は徐々に上がることになります。

「あれ?勝てるじゃん」と。

コツコツ、コツコツの生活が始まるのであります。

なんと恐ろしい。

もはや当方には、この着実な勝利を素直には喜べません。

なぜなら、それはドカンの前置きでしかないから。

今そこにある幸福は、不幸の前提でしかないと言う恐怖であります。

これが超短期売買と言って過言ではありません。

平穏無事の正体

常に瀕死の痛手を食らう可能性。

いったん食らったら、目の前にある平穏無事な幸せは、一瞬にして打ち崩される。

日常の小さな幸せが、見せかけのものでしかないと言うことなのです。

コツコツドカンとはそういう代物です。

そして、それを途中でやめることができなくなります。

やめる時は退場の時だからです。

ここから脱することはできないのでしょうか。

何かうまい手はないのでしょうか。

その答えの一つは、以下です。

正解のありか

優良銘柄を選び配当を得つつ、株価は見ない・気にしない。

この長期投資がどれほど貴重なものであるか?

デイトレー生活をやったことがあれば、実感させられます。

株と言うものはその企業が潰れさえしなければ、大方上がるものです。

長期投資においては。

優良銘柄を選びさえすれば良いのであります。

こんなに安全かつ着実なものはそうそうありません。

つかの間のデイトレ利益など、勘弁願いたい。

そう思わざるを得ない。

カオスの必要性

動かない銘柄ではダメです。

渋滞の中では身動きが取れません。

前にも後ろにも進めない、車を降りて歩き出す訳にもいかない。

そんな銘柄は時間ばかり取られ、利益が出ません。

そうではなくて、常に上下変動している銘柄。

細かく上下変動すると言っても、下げ幅が大きいようでは勝てません(買いから入る場合)。

  • ある程度上下変動するとは言いつつも
  • 結局上がるのだけれども
  • そして上昇幅が大きいのだけれども
  • けっして下に大きく振れたりはしない

そんな都合の良い銘柄があるのかどうか。

なぜ上下変動するのかと言えば、燃料が過剰な位に供給され、噴射されているためです。

上下変動は爆発的エネルギーのサイン。

そこに飛び乗るのであります。

波に乗る

ビルの高さくらいの大波、あの映像、見たことがありますか?

大波は一見静かに立ち上がり、ゆっくりと押し寄せるかのよう。

それは錯覚です。

実際は結構な速さで押し寄せてきています。

波の内部では激しい渦が常に乱雑に発生。

巻き込まれたら終わり。

呼吸もできないし、いつ浮かび上がれるかもわかりません。

「体を小さく丸めていれば上に浮いて来る」と言う俗説。

しかし、それは机上の空論。

浮いてこなかったら、しまい。

巨大な波に巻き込まれ、引き込まれてうれしい者はいません。

その波を上手く乗りこなすしかない、それがデイトレなのであります。

最良パフォーマンスのために

デイトレにおいて、最良パフォーマンスを手に入れるためには、良い波をつかまえなければなりません。

そして、良い波は波消しブロックが置いてあるような危険な場所に発生します。

仮に良い波に乗れ、最良パフォーマンスをゲットできたとしても、どこで離脱するかの問題が残ります。

波消しブロックにハマると離脱ができなくなり、助からない可能性があります。

近づいてはいけない御法度の場所、それが波消しブロック。

したがって、大波にさっと乗り、最速で離脱する。

これが重要となります。

離脱するタイミングはココ

離脱するタイミングは早ければ早いほど良いのであります。

深追いすればするほど、命が危ぶまれます。

速攻で波に乗り、速攻で降りる。

波消しブロックだめ絶対。

そういうこと。

と言う訳ですので、ゼロコンマ数秒を争う、そんな心境になります。

ネット回線、もっと早くならないかな、と。

最安マウス、いいやつに買い替えようかな、と。

波消しブロックに突っ込むすんでの手前で、巧みに砂浜に逃げる。

これができてこそ、デイトレの生き残りが可能になると言う訳であります。

デイトレは仲間うちの取り合い

矢継ぎ早の機関銃のような注文。

果たしてその主は、長期投資をする人なのでしょうか。

長期投資目的で買いを入れる、あるいは売るならば、寄りか引けに注文を出すことが多い。

なぜなら、長らく買い持ちをするつもりなのに、その日のいつ発注を出そうが大して変わりません。

機関銃のように注文が出ているとしたら、その多くはデイトレか短期のスイングの注文と考えて差し支えないのであります。

結局はお仲間同士の取り合い。

資金の大きいデイトレーダーはたいていの場合、トレードの上手な人です。

トレードの上手な「大物」を常に相手にしている、それがデイトレ。

大物に勝たん。

さて、本日の結果は、ずっと様子見で後場から買い。

相場が腰折れても大丈夫そうなやつ。

ヘンテコ銘柄、ロット軽め。

相場の女神にお祈り。