デイトレで分散投資は可能?
同時に多数銘柄を売買?
そんな器用なことはできないと言う方も多いです。
リスクを分散することは投資の基本。
短期売買でも同じ。
その考え方・手法。
私が過去に行っていて、今はお蔵入りとなった多数銘柄同時デイトレについても付記しました。
1.デイトレードで分散投資は可能か
さすがに秒を争うような短期売買、ことデイトレードに関しては、分散投資をするのは難しいです。
ある人はモニターを多数取り付けて、同時に株の売買を行います。
いわゆるマルチモニターです。
マルチモニターと言えども、同時並行でデイトレードする銘柄数には限界があります。
まさに“二兎追うものは一兎も得ず” です。
デイトレの場合にはその瞬間ごとの1銘柄に集中し、“時間的な分散” を狙うのが一般的なやり方でしょう。
1回のトレードでの投入金額を少なくするのが良いです。
例えば、100万円のデイトレード資金であれば、ワンショット20万円分として1回のトレードを行う方法です。
そうすれば、5分の1ずつ時間的に分散した合計100万円分のデイトレードになります。
とは言え、20万円で買える銘柄は限定されますので、資金量が多い人のほうが選択の余地は増えます。
資金量次第で、一度に投入する金額を大きくできるからです。
2.多数銘柄同時デイトレの手法
デイトレードにおいては分散投資がやりにくいと言う点に目をつけて、私も工夫をしていた時期もあります。
同時に多数銘柄を買うデイトレのやり方です。
しばらくはこの方法を続けていましたが、紆余曲折(うよきょくせつ)を経て、今はお蔵入りの手法になってしまいました。
工夫をすればこのように、多数の銘柄を同時にデイトレードすることも可能。
しかし、たとえそのような工夫したデイトレにおいても、経験上、損をする時は思い切りヤラレます。
安全だとはとても言えません。
3.デイトレならストップ安は避けられる?
そもそもワンショットを少なくすると言っても、主力の大型株は値がさ株も多く、20万円程度では買えない場合も少なくありません。
その上、値動きも小さい場合が多いです。
ですから、デイトレードをする場合には、必然的に小型株へと目線が移ります。
では、とにかくすぐ降りるようなトレードをすれば、ストップ安張り付けを避けられるのかと言えば、必ずしもそうではありません。
実際の話、買ったその瞬間に株が急落する場合も往々にしてあることです。
それどころか、突然の特別売り気配になり、売買できないままにストップ安価格まで値下がりすることも。
(何度か食らったことがあります。)
どのようなやり方を取っても、リスクをゼロにすることはできません。
4.資金を“ぶっこむ” か “ぶっこむまい” か?
ワンショットの金額を少なくし、時間的な分散を含めたリスク分散を意識するのが基本。
とは言え、リスクを減らせば減らすほど利益が減ってしまうと言う逆相関の関係があります。
分散をすればするほど、利益は減る傾向にあると言うことです。
ですから、自分独自の目線で、「こういう場合は資金を“ぶっこむ”」と言う場合もあります。
チャンスなのだから、ここは厚く資金は入れようと。
そのチャンスがどのくらいの確度をもって結果に結びつくのか?
それが短期売買の利益率を上げるポイントになります。
結論から言えば、相場観です。
独自の相場観の醸成(じょうせい)。
デイトレード成功の秘訣はそれに尽きます。
5.投資原則「1つのカゴに卵を盛るな」再考
気づいてみれば、本日、某値がさ株が引けまで寄らずのストップ安売り気配。
全く予兆なしの“ジリ上げ一貫上昇チャート” だっただけに、思わぬマイナスのサプライズとなりました。
値がさだけにおそらくは資金を“ぶっ込んでいる” 人も少なくなかったかも知れません。
これが株の恐ろしさです。
一銘柄全力のリスクはとんでもありません。
やはり投資は分散が基本。
一撃を食らうこと前提で投資する必要があります。
1月30日のトレード結果
まだまだリハビリトレードは続きます。
とても積極的にデイトレードする気にはなりません。
相場観の醸成中です。
一体いつまで醸成しているのでしょうか…?
【デイトレード売買銘柄】
(買建)6069Trends
(売建)なし
デイトレード新規建売買代金(買建) | 概算23万円(現物) |
デイトレード新規建売買代金(売建) | なし |
デイトレード損益 | +0.2万円 |
スイングトレード損益 | なし |
本日のトータル結果 | +0.2万円 |
今月の損益 | -8.9万円 |
持越ポジション(新規買建) | なし |
持越ポジション(新規売建) | なし |
含み益 | なし |
225オプション | なし |