株の聖杯とは、自分独自の必勝法を指します。
聖杯を皆が持っている等と言うことは有り得ません。
株で勝ち続け、退場しないための“コロンブスの卵” とは何か?
毎日5000円の利益を稼ぎ続ける、それがー成功への第一歩かも知れません。
株の聖杯は「強い」「弱い」の判定から
個別株で「強い」「弱い」と言う用語を安易に使う傾向がありますが、明確に判断を下すにはどうすれば良いでしょうか。
何かと比較して「強い」「弱い」と言うのは、比較対象が変われば成り立ちません。
「強い」銘柄よりさらに強いものが現れれば、相対的に「強くはない」と言うことになります。
あくまで相対的かつ、一時的な指標である訳です。
トレードに関する強弱判定の方法は、自分で決めてトレードに生かす必要があります。
テクニカル指標の数値を使って判断しても問題はありません。
ただし、その判定方法が多くの人と同じである場合、大勢が同じ判断を下すことになりますので、同じポイントで同じ銘柄に買いを入れることにもなり兼ねません。
それは、果たして勝ちに近づいていることになるでしょうか。
デイトレで一日5000円を稼ぎ出すための強弱判定
「強い」銘柄だけを売買していれば、大きく損をすることは“多少は” 少なくなります。
どんなに強い銘柄でも上で買って下で売れば損をすることになりますので、絶対はあり得ません。
そして、短期トレードにおいては10分おき、あるいは数分おきにこれらの判定を更新していく必要があります。
「強さ」の判定に時間や手間が掛かるようでは、実用的ではありません。
そのような「強さ」についてのルール及び判定条件は、日常的に活用できるようにする必要がある訳です。
「強さ」の判定に限らず、トレードをする上での手順については
1.ある条件のもとで、
2.ある事象を満たす
この2点を決め、その判定を繰り返すことによって結論を出す必要があるかも知れません。
それらの手順を脳内ブラックボックスの直観的作業に頼っている、いわゆる「天才」は存在するのかも知れませんが、なかなか真似できるものではありません。
聖杯が鉛のさかずきに変わるリスク
勝つための手法は、ほとんど誰も手にしていないような「聖杯」である必要があります。
そうでなければ、勝ち続けられない可能性が高いです。
そして、その「聖杯」は、意外と身近なところに転がっており、多くの人が見過ごしているようなことです。
だからこそ発見できない訳です。
そして、聖杯がいつのまにか「銀の杯」から「銅の杯」に変化し、気づいたら普通のコップに格落ちしている可能性。
これはちょっと恐いことです。
時間経過による陳腐化。
株関連の書籍・雑誌に「聖杯」の詳述が一切書いておらず、書いてあったとしても心構え的な事柄にとどまっているのは、そのあたりの「タイム・ディケイ」的な性質によるものなのかも知れません。
聖杯はどこにあるか?
運の良い人、あるいは能力の高い人なら、これらの探求に時間は掛からない筈です。
しかし、実際には能力が高いからと言って、必ずしも結果を出せると保証はできません。
それは、書籍に書かれている内容を理解し活用する能力とは別の能力が求められるからです。
「目の付け所」が大切で、補助的に確率や統計の能力が必要な程度。
コンピューターで力技で探しても見つかるとは限りません。
所詮が「目の付け所」に過ぎないからです。
コロンブスの卵を探す方法
新しい「コロンブスの卵」を近い将来、AIが発見できるのでしょうか。
誰も気づいていない、卵を立てる方法。
コロンブスの卵とは、卵を茹でて殻の一部を一定程度、微小に破壊、球体曲面の一部に平らな箇所を作り、安定性を持たせて立たせる。
いくつかの要素を組み合わせてストーリーを作る必要があります。
筋書を作った上でそれが上手く現実に合致し、思いもよらぬ効果を発揮すると言うことです。
必勝法の探し方
一つ一つの手順は単純でありふれたものですが、それらの組み合わせによって予想外の結果が生まれます。
パーツとパーツの組み合わせを総当たり・しらみつぶしに調べていくのであれば、人間よりコンピューターのほうが得意である可能性もあります。
コロンブスの卵を自分で発見する?
「そんなの無理だよ~」と私も当初は思っていました。
でも、それができると、年間数パーセントの利益を継続して出すことはさほど難しいことではなくなり、それはつまり「億れる」と言うことになります。
劣化しないゴールドやプラチナのさかずきを手に入れたいものです。