デイトレーダーは土日に何する?

この記事は約5分で読めます。
スポンサーリンク

土日に何をするか

土日に株の何をするか?

相場に向かう者と言えば、頭の中は相場だけ。

遊んだ記憶はないでしょう、デイトレーダーなら。

正解はトレードのデータを集めること。

聖杯を探すのであります。

個別株 日経平均
チャート 分足保存 日足保存
エクセル 分足4本値保存 日足4本値保存

これらを土日に収集し、周辺データを整理・保存します。

画像の保存

チャート画像の保存は、スクリーンショットによります。

当方の場合、ウィンドウズのSnipping Toolを使うことが多い。

スニッピング・ツールと言う語で検索すれば、いろいろな説明が出てきます。

チャートにばらつきあり

チャート画像の縦横比は、同じ証券会社、同一ツールのチャートでも、ばらつきがあります。

あくまでチャートは、直感的なイメージをつかむためのもの。

詳細データは、数値として記録するのがよろしい。

それ以外のデータは?

始値・高値・安値・終値以外にも、自分でいくつかの項目を作り、数値データとして残します。

何の項目を作り、どのように整理するかは思いつきによるところが大きい。

思いつきが後々、別の着想を生み、新たなトレード方法に結びつくのであるからして。

分足・日足を重視する

当方、個別株の短期売買がメインですので、チャートは主に1分足および日足を見ています。

日経平均は主に、個別株を買い持ちするか否かの判断材料に使うことが多い。

このため日足重視です。

手間を省く

最近ではエクセルの表をまとめるのがメイン。

チャート画像を保存するのは、最近ではたまにしかやりません。

なぜかと言うと、それだけの作業だけでも、なかなかの手間だからです。

エクセルに数値を保存するだけで、毎日平均20分くらいはかかります。

活況相場になって対象銘柄が増えた場合には、エクセルデータの保存だけで1時間以上かかります。

(問)1時間くらい作業をやるのは当たり前ではないか?

(答)時間をかけたからと言って儲かるとは限りません。

目標

作業時間をいくら長く取っても、儲けにつながる発見がなければ、その作業は無駄になります。

精魂込めてデータを保存する、その結果、必ずしも利益には結びつかない。

こいつは相場によくある不条理であります。

ボチボチとやって行く姿勢が大事なのであります。

「3カ月以内に聖杯をつかむぞ絶対に!」

などと気合を入れても意味なし。

しかし、何も調べずに手をこまねいていれば、やはり何の発見もできない可能性は高い。

要する時間および実際例

聖杯を見つけるまでの期間は、運に左右されます。

ある人はすぐに見つけ、ある人は永遠に見つけられないかも知れません。

無効なトレードは

ある着想について、それが実際に機能しているかどうか?

あるポイントでインしたら勝てそうかどうか?

これらを確認するに時間はかかりません。

1週間そのポイントを追いかけてみてダメそうなら、おそらくそのやり方は機能しません。

3~5回ほどやってみて(実際にトレードをせず、架空のトレードをしたつもりになって)ダメだったら、その時点であきらめる。

これをひたすら繰り返して、上手く行きそうなやり方に突き当たることを期待するのみ。

チャート探索の実際

例えば、

  • 寄り付きの出来高10万株以上
  • 株価が1000円以上
  • サイコロジカル・ラインが60%以上

の銘柄を寄り付きで買えば儲かるのではないか?

そう思いついたとします。

(適当ですが。)

その時点で該当のチャートやデータが手元にあれば、片っ端から調べることができます。

そのトレード方法が実際に機能するか否かをその場で検証できるのであります。

たいていの場合、対応したチャートやデータは手元にありません。

ですから、思いついた時点から、そのようなデータを集めることになります。

着想

検証

ダメだった

最初に戻る

これを繰り返して行く中で、何かをつかめないか。

データ洪水から脱出する方法

相場で利益を出そうとすれば、おのずと過去のデータを検証しなければなりません。

もちろん、自分の本能だけでトレードし、成功するケースもあるかも知れません。

しかし、その可能性は高くはありません。

当方、それで大いなる敗北を喫しました。

本能ほど当てにならないものはなし。

感情を勘定する

膨大なデータの中、いつ終わるとも知れぬ検証作業。

無意識のうちに自分に都合の良いデータをセレクトするようになります。

目が曇ってしまうのであります。

これを当方の用語で、相場の色眼鏡と呼びます。

「チャートを見れば、全てがわかる」と言う言説も、自分の目が曇っていては効果を発揮しません。

検証結果に感情を含めてはならないのであります。

掘り下げの範囲

目をつけたデータを正確に調べること。

縦に掘り下げつつ、横にも広げるのであります。

すなわち、自分のトレードだけではなく、全体相場の観察。

ヨコに並んでいる銘柄をついでに調べるのであります。

暴落日など、過去の特定日も調べたほうがよろしい。

昔の相場ランキング情報を調べる等は、必須ですな。

暴落、暴騰、動いた日。

これらは逃がせません。

結論

物事には難易度の高い場合と、そうでない場合があります。

当然ながら、難しい局面ばかりに関わっていては上手く行きません。

より簡単な局面にインする、それが理想。

右肩上がりのチャート1つとっても、簡単な上昇トレンド、難しい上昇トレンドがあります。

難易度を識別し、結果に結びつけるのであります。

トレードの聖杯は、データの洪水のどこかに眠っています。

情報の整理・分類。

それが結論であります。

これが結構手ごわいんだな。

遊んでる暇はありません。


さて、本日の結果は、スイング負け。

デイでも負け、盛大にぶっこきました。

ゆるされんことだ。

頭にキタ。

遊びに行きます。

ぐれルンです。

もう尻ません。

ほっといてください。

パンパンにスイング買い持ち勝負。

含み益だが焼け石に水。

どうにでもこうにでもなれ。