後場のデイトレ豆知識11選

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相場においてはここに至るまで、当方、エラい目に合って来ました。

白目で泡を吹く、数々の大引けを迎えてきたのです。

なぜ後場に手数を減らし、自重するべきなのか?

血と汗と涙の結晶、それをここに書き記したい。

その思いは以下のようなものです。

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後場のデイトレ選別法

経験上、後場のデイトレで損失を出す確率は高い。

当方、後場において、気をつけていることは以下、3点。

  • フィルターを厳しくする
  • 後場はできればやらない
  • 前日比大幅マイナス圏は慎重に

フィルターを厳しくする

何らかのテクニカル指標によって銘柄を絞り込んでいる場合。

例えば「サイコロジカルラインが25%まで下がったら買い」と決めているとしましょう。

後場はこの数値をより厳しくし、10%とする等の方法。

これがフィルターを厳しくすると言うことです。

サイコロジカルラインとは、0~100%のうち、0に近づけば売られすぎ、100に近づけば買われすぎ。

通常25~75%の間を推移します。

フィルターを厳しくすれば、取引の頻度を下げることができます。

テクニカル指標の合わせ技でフィルターをさらに厳しくする。

そうすれば、後場の参戦頻度を大幅に減らすことができるのであります。

後場はできればやらない

後場はやらない、実はこれが当方の結論です。

前場で儲かっていれば、無理に後場でデイトレードする必要はありません。

利益が出ない、あるいは薄い時に限って、取り返そうとして後場で頑張ってしまう。

結果、前場の儲けをすべて飛ばし、トータル大損。

そんな日を当方、数限りなく経験しています。

この「後場はパスする理論」を実行できるまでに、当方の場合、長い時間を要したのであります。

前日比大幅マイナス圏は慎重に

下がっている株の危険性。

気をつけるべきは、前日比大幅マイナス圏。

このような銘柄の逆張りは難しい。

下がっているからそれ以上は下がらない、この考え方は誤りです。

なぜなら、そのコンセプトで当方、数限りなく大やられをしているのですから。

ストップを耐えるは愚の骨頂

買った途端にさらに下げ、気づいたらストップ安近辺。

含み損でこの状態。

そういうトレード、多くないですか?

当方は昔、十八番のトレードでした。

同じことを考えている人は少なくないのです。

一斉投げが入ったら、それで終わり。

S安張り付き、残念無念。

株価の連続性は存在しない

株価とは、買いと売りが合致した一点の価格。

常にドットの集合体です。

滑らかに連続しているグラフ、それは単なる思い違いに過ぎません。

連続性を破壊する分足とは

株価の連続性を破壊する分足チャート

このような連続性を欠いた分足。

いつ何時こうなっても文句は言えません。

そして、これを予測することは不可能と言って良い。

ヤバい→ブン投げ→垂直下げ

ブン投げによる爆下げ。

そのタイミング、当てられますか?

割りばしをゆっくり曲げて行く際のことを考えましょう。

いずれは折れる。

ここまでは誰しも予想できます。

しかし、バキっと折れる瞬間を当てられるか?

当てられる、と言う人は嘘つきであります。

5分間かけてゆっくり割りばしに力を加えて行くとしましょう。

果たして2分後に折れるか、3分後なのか。

これは予測不可能であります。

ザラバの5時間に置き換えれば、2時間後に爆下げするか、3時間後なのか?

当てられる筈もありません。

均衡が崩れる瞬間を読めるか

割りばし以外にも、このような例は多い。

綱を引き合う場合も同様です。

綱引きにおいて、力がほぼ互角である場合、どっちが勝つか予想をつけるのは難しい。

膠着状態から、ある瞬間力の均衡が崩れ、一方に綱が移動します。

勝敗が決まる瞬間であります。

  • どのタイミングで
  • どちらの側に綱が移動するか

この2つを予め読むことはできるのでしょうか。

動かないチャートは避けるべし。

これが結論であります。

相場の綱引きに勝つ方法

どんどん上がるチャート。

これが最もデイトレのしやすい分足。

陽線が何本続くのか。

陽線が連続で続く本数が多ければ多いほど、何も考えずに利益確定ができると言うもの。

そのようなチャートでは、どこでインしても、まず利益確定ができます。

もはや

  • どのタイミングで
  • どちらの側に綱が移動するか

を考える必要がないのであります。

相場の綱引きに勝つ方法、それは、参加者の引っ張る力の総和において

  • 差が歴然としているにも関わらず
  • その差がある程度徐々に発揮され

そして、そのために

  • 小さな陽線が何本も連続し
  • 上昇がキープされる時間がある程度長く続く

そんなチャートであります。

しょせんが短期筋同士の戦い

買いの場合、結局のところ自分が買った後に「ブイブイ買い」が入らないと勝てません。

そして、ブイブイ買いを入れて来るのは、おそらくは短期筋。

発注を次から次に出すなんて、長期投資をしている人とは思えません。

ブイブイとは何か

ブイブイとは、遊び人のバブルおじさん、その象徴であります。

ガラケー時代、ワイシャツの胸ポケットで音を鳴らしていた人。

胸ポケットにケータイのおじさん。

そして、遊び過ぎの彼は週末、それも夕方になると着信が入り、ブイブイ言わせるのが常。

相場はブイブイ言わないと勝てない

「そこそこ買いが入っているな」では負けることが多い。

「なぜこんなに買うやつがいるんだ?」

「なぜここで買うんだ?」

そう思うくらいに「ブイブイ」買いが入らないと、スッキリは勝てません。

これがいわゆるバブル買い。

そして、後場はブイブイがやって来ないことがあまりに多い。

後場のミニスカポリスはどこにもいない

昔、ミニスカ・ポリスと言うのがいたと記憶しています。

デイトレに必要なのはこれに似て、スカスカ・ヘルプと言うしろものです。

出来高がスカスカでは心もとなさ過ぎる、そういうことであります。

前場はスカスカヘルプ期待

理屈はさておき、前場の早い時間帯、それも9時からの30~40分間は出来高が高まります。

これを当方の用語で「スカスカ・ヘルプが入る」と言います。

後場はこれがない場合が多い。

だから難しい。

それが結論です。

資産がぶっ飛ぶとは

結論に至るまでに、当方、資産をバイーンとふっ飛ばしました。

バイーンとは何か

【前場の勝利】+【後場の大負け】=【トータル・バイーン】

こう書けば、お分かり頂けるでしょうか。

涙なくして語れない。

では、この結論を相場において実践すれば、それで完璧に大損を防げるのか?

残念ながら、それは保証の限りではありません。

あくまで、当方はこうしていると言うに過ぎません。

焦りが飛ばしを生む

確かに前場はプラス。

しかし、後場にそれを全て飛ばしてしまう。

損の上塗りもあるよ、と。

状況がここまで明らかなのに、なぜ同じ失敗を繰り返してしまうのか。

その答えは、儲けた額が少ないからです。

もっと儲けたい、だから余計な手出しをする。

とてもじゃないがこんな調子では、今までの損を取り返せないと。

焦りが同じ失敗を生み出すのであります。

後場の相場の病

勝率が高くても、利幅が薄い。

このため、相対的に損切り分のウェイトが上がってしまう。

そして、その焦りで後場、なおいっそう余計な手出しをしてしまう。

いらぬ損失を出してしまうのであります。

これは、相場がどうだとか、方向感がどうだとかの話ではありません。

単にトレードにおいて稚拙である、と言う問題。

こんな悪循環の中で、永遠に後場のデイトレに手を出し続けては、一発大損切りを繰り返す。

何と恐ろしいことでしょうか。

後場の逆張り

出来高が結構上がっていて、デイトレーダーが群がっているような小型株。

そんなチャンス銘柄は午後2時以降どんどん下げ、壊滅的なまでに急落することがあります。

いわゆる、売りが売りを呼ぶ展開。

そして、午後2時以降、リバウンドを取るためにインしたトレードでは、ロクな目にあった試しがありません。

後場の逆張りは極めて難しいと言えます。

どうも前場の早い時間より、リバウンドが小さい。

あるいはリバ無し、と言うのが多い。

下げたところで膠着し続け、気づいたらさらに下落。

では、後場に空売りをすれば良いのではないか?

それも違います。

どんどん下げて、さらに下がりそうな株は、もともと空売りのできない株か、売り禁になっている銘柄であることも多い。

そもそも、空売りのできる銘柄はそんなに下がらないことが多いのであります。

後場やめる作戦を押し通せるか

手法転換、然るべし。

前場の勝ちがショボイなら、後場はやめましょうよ、と。

素直に前場だけで勝負し、勝ち逃げできる。

それがデイトレーダーの第一歩であります。

やめる・やめないと考える時点で、厳しい。

それが相場の界隈であります。

やらずに見ておれ

やらずに見てるほうが良いのです。

10年前と同じ手法で取引して、同じようにやられる。

相場にお決まりのパターンです。

プロスペクト理論

人は放っておけば、非合理的な行動を取ります。

行動の選択において、偏りがあるのであります。

追いつめられれば追いつめられるほど、食い付き的な判断をします。

期待値は同じであるにも関わらず、合理的な考えから離れ、感情で動き、行動が制限される。

例えば、

A.100万円の商品が無条件で50万円になる

B.100万円の商品が50%の確率でタダになる

これらから二択をする場合、多くの人が選択肢Aを選びます。

さらに、

A.1000万円の借金が無条件で500万円の返済額に変更される。

B.1000万円の借金が50%の確率でチャラになる。

これらの二択では、Bを選択する人が多い。

失敗を繰り返す原因には、このような期待値を無視した、行動選択の偏りが効いているのであります。

アンカリング効果とは

最初の印象がアンカー、すなわちいかりのように、重しのように効いてくる心理的効果。

例えば、

「この商品は30万円より高いと思いますか?安いと思いますか?」

と最初に問いかけられると、人は30万円と言う値段が重しのように効きます。

実際には100円ショップで売っているものでも、30万円と言う印象に引っ張られて高く見積もってしまう。

本能がまずい

心理の偏り、これは世の中のいろいろな局面で現れ、完全に避けることはできない、とされています。

知らず知らずのうちに、そっちに引っ張られる、これが現実です。

また、それを利用してお金儲けをもくろむ人もいますので、注意が必要です。

そのためには、様々なデータを集め、自分なりに研究することが有効。

相場も同様。

本能で売買してはなりません。

偏った心理効果に引き寄せられてしまうからです。

本能よりも自分の調べた結果に従う必要があります。

そんな賢いトレードをしたいものです。


さて、本日の結果はデイ勝ち。

前場、久々に出ました、釣られ買い。

素っ高値のストップ高寸前で、思わず手が出る。

やっちまった、と思うや否や、急落。

この癖、治りませんなあ。

ガチャガチャやって、何とか脱出しましたが。

やらないと決めていたのに。

人は本能に完全に逆らうことはできないのであります。

しかし、そろそろ意味もなくグイグイ来る銘柄が来そう。

またもや本能、急騰株のスイング買い持ち。