新高値に売りなし

この記事は約19分で読めます。
スポンサーリンク

新高根に売りなしの心

上がる株につく

欧米株を見ると、それほど相場が悪いわけではありません。

むしろ、結構上がりそうな位置にいる。

そんな時には、当方、新高値を買って行く。

すっ高値を買って行くのであります。

多少相場が冴えなくとも、上がっている株はあるものです。

これ拾い、耐える。

逆張りで大底狙いの時など、買いが全く入らないのに耐えてしまうことがあります。

なぜ下だと耐えてしまうのでしょうか。

耐えるのなら、上でも下でも大差ありません。

やられる時にはやられてしまいます。

なぜ上がるのか

なぜ価格が上がるのかと言えば、買う人がいるからです。

そして、買いが収まらず、継続するからです。

でなければ上がる筈がありません。

そう考えますと、すっ高値は皆が買いを入れて来た証し。

素っ高値の分足を見ていますと、下がりそうでいて下がらない場合が多い。

誰かが買いを入れているからです。

もちろん銘柄によります。

いきなり爆下げをする場合もあります。

しかし、買いで入るなら、これを買わずしていつ買うのか?

そう思って押し目を狙って行きます。

押し目と言っても、微妙な押し目です。

下げ始めたらアウトです。

崩れ始めたら終了

すっ高値から急に崩れる場合があります。

これダメなんじゃね、終わったわコレ。

そうなったら終了。

浅い押し目ならOKですが、深い押し目は押し目ではなく、終わりの始まり。

従って、ぶち上げている、すっ高値の微妙な押し目、これを狙う。

終わったなと思うまでは忍耐。

これが一番利幅を伸ばしやすい。

正直言って、このやり方かなり難しいのですが。

と言うより、ストレスがデカすぎる。

しかし、上がる時はスルスル上がります。

ブチ下げた大底銘柄より、早く上がるのではないでしょうか。

買うタイミングは?

押し目と言うか微妙な下げ。

そこで買うのが一番よろし。

そう考えて身構えているとなかなかチャンスはやってきません。

かと言って、上げの頂点を買うのはリスクがあります。

と言う事で当方、よく使う手がありまして、昼休憩前後に買うと言うのがあります。

実は自分もそうなのですが、誰しもポジを持ちながら昼食は取りたくありません。

含み損であればなおさらです。

それで昼前にポジを投げる。

微妙に下げたところで、今度は飯を食って眠くなる。

後場寄りの閑散はこれによるもの。

ここで高校野球をやっていると、さらに相場が静まり返ります。

おっさんがテレビにくぎ付けになるからです。

この微下げ、閑散を買う。

おっさんが油断した隙を狙うのであります。

当方もおっさんですが。

強い株を買い持つ

そしてすっ高値を買い、さらに上まで持ち越していく。

これができれば、勝てるような、そんな気がしてならない。

しかるに当方、短期のスイングトレードでは、強い株を持ち、新高値を追うのです。

頭をまっさらにして買う。

そう思い、含み損を耐え、やっとのことで含み益圏に浮上。

そんな日々。

手法

お目当て銘柄を探し、勝つ手法。

その鍵は、眼力を鍛えることであります。

これができれば、いつなんどきでも、利益を出すことができます。

相場の成り行きに左右されることがなくなるのです。

どんな相場が来ようとも、お目当て銘柄を探し出す、その手法とは?

お目当て銘柄の全組合せ

下表は、当方の考えるお目当て銘柄の評価表です。

お目当て銘柄が上 お目当て銘柄が下
日経平均が上 不可
日経平均が下 優良 不可

この表は、直近の日経平均の上下動に対し、お目当て銘柄の挙動が上下のどちらに動いたか。

そして、銘柄の挙動ごとの評価を一覧としたものです。

すなわち、買うべきは

  • 日経平均が上げ、追随して上げる銘柄(良)
  • 日経平均が下げ、上がる頑強な銘柄(優良)

この2つとなります。

けっして

  • 日経平均が上がったのに下げる(不可)
  • 日経平均が下げたので一緒に下げる(不可)

そんな銘柄を買ってはならないのであります。

優良とは

日経が下げても全く動揺を見せない、頑強に上げ続ける銘柄です。

この銘柄は、新興市場に多い。

東証プライム市場においても、なくはありませんが、まれです。

良とは

日経が上がるのに追随して上がる。

これは相場によくあることです。

良銘柄とは、珍しい類いのものではありません。

良=普通、一般的

と言うことになります。

不可とは

日経が下げ、これに追随する。

この銘柄も相場においては、非常にありふれたものです。

通常、個別銘柄はそのような動きをするものであります。

当方の評価としては、まったくもって不可。

そして、さらなる低評価銘柄群は、日経が上がったのに逆行して下がるもの。

この逆行銘柄はマーケットにおいて、珍しくありません。

注意すべき銘柄群です。

希少性と選別のしやすさ

優良銘柄をどのように選別すべきか。

これが手法の全てであると言っても過言ではありません。

お目当て銘柄の希少性と選別のしやすさは下表となります。

希少性 選別のしやすさ
優良銘柄
良銘柄 普通
不可銘柄 普通

優良銘柄は希少性が高く目立つため、選別もしやすいと言うことになります。

希少性の低い、すなわちありふれた銘柄は、どこに行っても落ちています。

したがって、買えば不可銘柄か、運が良くてそこそこの良銘柄、なんてことになりがちです。

普通にやっていれば、これらの銘柄を買うハメになるのです。

運が良ければせいぜい良銘柄、悪ければ不可銘柄。

こんなんではまあ、おおかた上手くはいきません。

結論を言えば、以下のようになります。

優良銘柄を掴まずして

優良銘柄を掴まずして相場は成らず。

これが結論であります。

では、どのように掴めば良いのか。

その答えは、結果から遡って類推する、であります。

すなわち、日々、優良と判断できた銘柄をピックアップしていく。

そして、グイグイ銘柄を当てるための勘を鍛えます。

これを当方の相場用語で、念力と呼びます。

当方の手法は念力です。

相場はオカルトなのか?

当方、オカルトを推奨するものではありません。

なぜなら、エクセル表に日々、データをつけているのであります。

データ起点の念力。

はっきり言いましょう。

相場勘とは、調査を尽くした上での念力です。

直近もっとも強い銘柄を狙う

相場の真実、それは強いものは強く、弱いものは弱いと言うこと。

上がっている株はどんどん上がり、下がっている株はどんどん下がる。

この相場、おかしいだろう?

そうつぶやきたくなります。

しかし、相場とは、おかしな個別事象の集大成です。

すなわち、強さと弱さを選別する。

その選球眼が利益の源泉です。

強弱の判別方法

結論は

  • 価格
  • 売買高
  • 時間

であります。

ここに相場の強弱が存在します。

筆者はこれらを相場の3要素と呼んでおります。

いろいろな理屈を言っても、結局はここに表れてくる。

相場の全てがここに集約されるのであります。

では、この相場の3要素を具体的にどう扱うか。

価格

強弱判定

価格の強弱判定、その方法はシンプルです。

値上がりの程度を読み取ること。

おい待て、そんなものは誰でも読み取っています。

当たり前に過ぎる。

しかし、目の前の数値をぼんやり眺めているだけでは、だめなのであります。

例えば、価格が100円上がったものよりも200円上がったものが強い。

株価が2%上がった銘柄よりも、3%上がった銘柄の方が強い。

なぜなら、それだけ買い上がった人が多く、投入された資金も大きい場合が多い。

このように銘柄を選別していくと、最終的に最も強い(と類推できる)銘柄を抽出することができます。

実効性

その日、最も強い銘柄はおそらく、ストップ高をつけていることでしょう。

ストップ高張り付けの株を買うことができれば、ある程度、勝率は高まる筈であります。

明らかにその銘柄は、その時点において強い。

翌日にギャップアップしそうです。

しかし、S高張り付きの銘柄を買えるとは限りません。

では、ストップ高をつけていない、次に強い銘柄を買えば良いのか。

これもそうとは限りません。

なぜなら、高値づかみとなり、逆に損をしてしまうかも知れないからです。

すなわち、2番目に強い銘柄を抽出したからと言って、勝ちへの実効性が必ずしも上がらない、と言うことになります。

2番じゃダメ。

むしろ全然ダメ。

そこで、強弱判定を勝ちに結びつける、確率を上げる方法、これを考える必要が出てきます。

強弱判定の補強材料であります。

売買高

同じ値上がりと言えども、売買高が高まっている銘柄は強い。

なぜなら、買いを入れた人数が多いからです。

これは間違いのないことです。

出来高は裏切りません。

しかし、ここで次の疑問がわきあがってきます。

売買においては、買いと売りはマッチングしている。

すなわち、買いの金額が大きいと言うことは、売りの金額も大きい筈であります。

これでは強弱判定にならないのではないか?

しかし、上述の通り、これはあくまで補強材料なのであります。

どっちがマシかという話であります。

強弱をしっかり見極めるには、補強材料に補強材料を重ねる必要があるのです。

こっちよりこっちがマシ。

さらにそっちよりこっちの方がマシと考え、連鎖させる。

とにかく、売買高があると言うことは、より多くの人がより多くの資金を使って買っている可能性が高い。

その上で、さらに強さを補強する要素をプラスしたい。

ここで登場するのが、時間的要素、と言うことになります。

時間

時間をどう捉えるか。

これはなかなかに難しい問題です。

まず、時間は区切る必要があるのであります。

3分か、1時間か、はたまた1日か。

区切り方は無限に存在します。

短いから良い、長いから良いと言う問題ではありません。

仮に設定を1時間としましょう。

この限定時間内において、強弱判定を行うのであります。

3分で強弱判定を行う場合、1時間で行う場合、1日かけて行う場合では結果が全く違ってきます。

そして、その強弱判定は永遠に有効なものではないのであります。

設定時間が短ければ短いほど、その強弱判定が意味を持つ時間も短い、そう考えて当然です。

3分で強いと思った銘柄は、次の3分でいとも簡単にその判断結果が覆されてしまうからです。

すなわち、時間は強弱判定の有効期間を決定するに過ぎない。

判断の賞味期限です。

これらの強弱判定を経て、買い銘柄を決定したい。

01で勝負する

トレードとはデジタルなものであります。

すなわち、0と1の組み合わせでできている。

個別の事象は突き詰めれば、勝ちか負けの2種類しかありません。

つねに2分岐の選択を迫られる、非情な相場です。

当方の考える相場の仕組みは、以下のようなものです。

相場の碁盤目システム

相場とは、碁盤目状の道を歩かされ、常に移動を強いられるもの。

その碁盤の道筋において、勝ちか負けかの二択が迫られます。

引き分けもあるのではないか?

残念ながら、引き分けは頻度が少ないのであります。

カウント外、ないのと同じです。

であるからして、眼前の道筋は、勝ちと負けの2分岐のみと決まっています。

順張り・逆張りのナンセンス

手法には順張り・逆張りがあると言う、この俗説。

下図で買いを入れる場合、これはいわゆる順張りであります。

順張り

そして、順張りにおいて、次の選択は上がるか下がるかの二択。

そして、次に逆張り。

逆張り

下がってきたところで買い、相場の界隈に従えば、これが逆張り。

順張り同様、経路は二択。

しかし、次に登場するのが、以下のような図であります。

順張り・逆張りの矛盾

この図は順張りか、それとも逆張りか。

手前勝手な分類法

おいおいちょっと待て、これは順張りでも逆張りでもなく、押し目買いだよ、と言う声が聞こえます。

まことに相場の分類は、手前勝手なものであります。

自分から見て、上から来たのか、下から来たのであるか。

経路によって呼び名を変える。

バックミラーを見て、自分の定義をするのであります。

なぜバックミラーなのか?

先が見えないからであります。

2分岐の分かれ道を前に。

暗がりの分岐で勝つ方法

勝率は50%であります。

にも関わらず、コインを投げれば、表裏に偏りが出ます。

なぜ偏りが出るかと言えば、この50%は予想であり、現実が予想に追いつくには時間がかかるからです。

すなわち、予想に追いつく前の現実を狙いに行く。

50%に追いつく前の現実を。

収束前のばらつきが相手です。

これが暗がりの分岐の方法となります。

ばらつきの理論

すなわち、0と1のばらつきを読むのであります。

ばらつきとは何か?

平均値に対する振れ幅であります。

振れ幅とは、たとえば、電車とタクシーの比較がわかりやすい。

電車とタクシーでは、タクシーの方がラクだし、早道もできる。

では、タクシーが常勝かと言えば、そうではありません。

渋滞に引っ掛かる可能性が高い。

すなわち、電車よりもタクシーの方が、要する時間に関するばらつきが大きい。

勝負のばらつきと言っても良い。

タクシーで得をするためには、交通状況その他を見定め、得をする方のばらつきを狙わなければなりません。

逆に、ばらつきの損をする方、すなわち渋滞に引っ掛かるようでは、大損をしてしまいます。

ばらつきのハイリターン

電車ではなくタクシーを選ぶと言うことは、ばらつきの大きい方を選択すると言うことであります。

ハイリスク・ハイリターン。

すなわち、バックミラーを見て、ハイリターンのばらつきを読む。

碁盤において、分かれ道のばらつきを狙い、グッドタイミングでタクシーに飛び乗る。

渋滞を的確に避けて。

はっきり言いましょう。

電車よりタクシーの方が難しいのであります。

しかし、そこに勝機がある。

これが0と1のデジタルな相場を勝ち抜く方法であります。

上がる時に一緒に買って行く

皆が買う時に一緒に買って行く。

しかし、どうやってそのタイミングを読むべきか。

チャートか、出来高か。

板読みか。

はたまた念力か。

値上り確認

上がる時には、まず一番最初に値上がりをしている。

陽線が立っている。

この事実。

最初に上がらずして上がり始める相場はありません。

すなわち、どんな上昇も、必ず最初の立ち上がり場面が存在します。

最初の陽線確認、これがスタートであります。

そして、その陽線が本物であるのかどうか。

その確認に入ります。

陽線の後に、陽線が続くかどうかです。

続けば勝ち、続かなければ負け。

勝負は2つに1つであります。

陽線継続を見届ける前に注意すべきこと。

それは出来高。

出来高確認

出来高は嘘をつきません。

上げると見せかけて、下げる。

そんな見せかけの嘘が、相場においては普通にあるのであります。

しかし、出来高については必ず真なり。

小口の買いなのか、大口か。

その判別は出来高で明確に確認できます。

当然ながら大口の買いが確認できれば、御の字であります。

大口さんコバンザメ手法。

なぜなら、小口を相手にしたのでは、いくらも獲れません。

狩りは常に大物狙いであります。

鴨よりもデカ鹿。

なぜなら、食いつなぐ必要があるのであります。

小物の鳥なんざ、獲るのにも解体にも手間がかかる上、食べるための量がいくらもありません。

ストップ高狙い

常に大物狙い。

相場で言えば、常にストップ高狙いと言うことであります。

でなければ、食いつなげません。

では、どうするべきか。

ストップ高をつける銘柄は、常にストップ価格に近いところにいます。

高みにいるからこそ、頂上が見える。

誰が谷底からエベレストを目指すでしょうか。

上にいるからこそ、さらに上を目指せるのであります。

値上がり株のストップ高狙い。

チャートなど関係ありません。

チャート見ず

デカ鹿は日の当たった斜面にいるのであります。

山の形がどうあろうと、関係ありません。

風よけのために木が多く生え、昼は陽が当たる。

そんな場所を好む鹿の習性。

そもそも獲物は山の形状を気にしていません。

本能で過ごしやすい場所に移動するのみであります。

すなわち、チャートを過信することなかれ。

チャートではなく、獲物の心理を読むこと。

そうしてデカ鹿の居場所を当てるのです。

これは感覚依存であります。

そして、勝率は高くなければなりません。

勝率が低くて良いことは何もなし。

勝率

勝率が低いと、やってもやっても損失で、結局は一発逆転を狙うようになります。

一発逆転ができなければ、いつまでたっても損失のままです。

損失がたまり追いつめられたところで、そんなにうまくやれるわけがないのです。

やられればやられるほど、ドツボにハマる、それが相場であります。

したがって勝率は高いに越したことはありません。

逆転を狙わなければいけない状況に追い込まれる事、それ自体に問題があるのです。

なぜそうなるのか?

読み合いにおいて、圧倒的に負けている。

読まれないことの重要性。

指値はおかない

指値は余計な情報を発信してしまう。

指値はテーブルの上に札束を放置するプレイです。

約定させたければ、直接板にぶつければ良いのであります。

指値をおいて待つ、この行動は相場に余計な情報を与えてしまいます。

実際の話、指値を出した瞬間に値動きが止まってしまう。

そんな経験をしたことがありませんか?

当方は何度もあります。

自動返済で売りを出したら、その瞬間に値が動かなくなる。

その指値を外したら、一転、急に値が上がり始める。

そんな経験を幾度となく経験してきました。

当方、指値は手動であります。

そして、すでに出ている注文にぶつけ、指値を残さないことを常としています。

一撃必勝をもぎ取る

一撃必勝とは、当方の目指すコアな部分。

ガツンともぎ取れば全てが解決する、と言うこと。

相場の夢物語の手法。

現実的に可能な、最高効率を目指す方法論です。

上昇銘柄の持続可能性

相場が崩れても上がる銘柄は存在します。

上がるどころか、ストップ高。

そんな場合も少なくありません。

ストップ高と言えば、前日終値比+15%くらいは余裕。

せめて、そのうちの数%、頂くことはできないのか。

明けても暮れても、相場はぶっ飛ぶ銘柄を出現させるのであります。

年がら年中ぶっ飛びの、この現実。

ここで乗らなければ機会損失なのであります。

ぶっ飛び狙いの理由

そもそもぶっ飛び銘柄は、なぜ上がるのでしょうか。

実は、理由なき上昇と言う場合も少なくありません。

何でもかんでも理由を求める態度は、相場においては誤りであります。

例えば、フリーマーケットにおいて、同じ商品でも高いモノと安いモノがあります。

この価格差には、必ずしも理由がないのであります。

価格の自由選択性が高値を作るのみ。

すなわち、偶然性。

相場において理由を求め、材料を求める態度は、この偶然性を知らないに過ぎません。

偶然性の裁定取引

価格は必ずしも必然性によらず、偶然により高くなるものであります。

そして、短期売買の参加者が、この偶然の高安を均していくもの。

これが価格の裁定を取ると言うこと。

彼らがいなければ、いつまでたっても素っ頓狂な高値・安値がそのままとなります。

そして、大きなサヤを抜けば抜くほど、市場は均されていく。

すなわち、短期売買とは、畑を耕す行為であります。

耕してデコボコを均す。

であるならば、効率的に、まとめて畑を耕したい。

まとめてぶっ飛び上げを取ることで、市場は高効率で耕される。

ぶっ飛びの固め買い。

分散まとめ買い手法

まとめて分散ぶっ飛び固め買いこそ、市場の健全性を高め、最高効率で鞘を抜く、夢の手法。

昨今では、最低単元株数が100株と小さく、小資金で買える場合が多い。

そうでない銘柄もありますが、分散買いは総じてやり易くなっています。

であるならば、買わずにはいられません。

上がる銘柄をまとめて買って行くのであります。

当方、上昇相場においては、常にブチ上がる銘柄に分散買いを入れます。

もちろん、思惑通り相場が動いてくれるとは限りません。

動いてくれなかったらどうなるのか?

畑の肥やしとなるのみであります。

同値降りで御の字

そして、同値降りできれば御の字なのであります。

肥やしとなる前に降りる。

そもそもが偶然性狙いであります。

損しなかったら勝ちですよ、と。

まとめて分散固め買いを遂行。

踏まされる相場

相場が急に良くなる時には注意が必要です。

なぜなら、踏まされてしまうから。

望むと望まざるとに関わらず、自ら踏んでしまう。

それが踏まされる相場です。

みずから踏んだのだから、責任は本人にあります。

この非情な相場のおきて。

よくある間違い

この界隈、よくある表現として「踏まれる」と言う表現があります。

億トレーダーが「踏まれた」を連呼。

相場は踏まれるものではありません。

踏まされるのです。

一例をあげましょう。

付き合ったお相手が、一見良さそうに見えて、実はメンヘラさんだった。

この場合、あなたは踏まされた、と言うことになります。

メンヘラさんはあなたを踏んづけてなどいない。

勝手に踏んだのは、あなたのほうです。

すなわち、責任はあなたにある。

相場も同じです。

踏んづけられはしない。

踏まされるのです。

踏み上げ相場の本質

上がっていく相場についていくことができず、ついつい空売りをしかけてしまう。

当然ながら、ポジションは含み損。

これを相場用語で、踏まされると言います。

昨今では「踏まされる」ではなく、「踏まれる」が一般化していることはさておき。

担がれた空売り勢は、さらに起死回生を賭け、売りナンピンをします。

しかし、相場は意図に反し、どんどん上がって行ってしまう。

耐えきれなくなった空売りの主は、やむなく買戻しを行います。

これが踏み上げ相場です。

踏み上げ相場で消えていった相場師がどれだけいるか。

中には命を絶った例まであると人は言う。

すなわち、買いは家まで、売りは命まで。

空売りの危険性を説いた相場格言であります。

踏み上げ相場の正体

買って行く場合、通常はおっかなびっくり買って行きます。

なるべく安く買いたいからです。

安く買いたいので、押し目を狙います。

このため、値段はなかなか上がらないと来ています。

しかし、ショートカバーの場合、その限りではありません。

ショートカバーとは、ショートポジション、すなわち空売りの玉を買い戻す行為です。

この場合、押し目を狙ってゆっくり買い戻すなどと言うことにはなりません。

担がれて余裕がなくなっているからです。

ええい、ままよ、と買い戻し。

一直線に上に抜けて行ってしまう。

その証拠に、相場が上がる時には一気に上抜ける瞬間があります。

これが踏み上げ相場の正体です。

全体相場が上がる時

普段は冴えない相場が、ある時突然、上に抜けていく。

一直線に。

これ、おかしいだろ?

この相場は間違っている。

思わずそう言いたくなります。

しかし、それが相場の正体です。

買い遅れ涙目は相場の常。

そして、置いていかれたついでに、思わず空売りを仕掛けてしまう。

だって、そろそろ下がるだろ?と。

だってもへったくれもない。

そして、とんでもないところまで担がれて、どうにもならなくなって退場する。

それだけは避けねばなりません。

相場の責任は本人にある。

相場のせいにしてはいけないのであります。

さあ、あなたが今、踏んだ相場。

それは踏み上げ相場ではありませんか?


さて、本日の結果は、スイング勝ち。

まとめ買いの銘柄は10銘柄、このうち1銘柄を除き上昇。

上がった9銘柄のうち1銘柄が爆上げしてくれました。

これによりトータルの利益はまあまあ。

大儲けとはなりませんでしたが相場は強い。

さらに利益をもぎ取りたい。

アレな株買い持ち。