むずない手法

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むずない手法の攻略法

相場が難しすぎる。

そして、値動きが読めない。

こんな時こそ、何とかしなければなりません。

相場での生き残りを左右する問題であります。

休むも相場。

確かにその通りですが、ただ休んでいるだけでは何も解決はしません。

休むなら次への準備を、そして休まないなら最善の一手を。

チャート保存

何でもかんでもチャート画像を保存をしていきますと、あっと言う間にデータの洪水となります。

見返しもしない大量のデータを保存しておくなど、無駄以外の何物でもありません。

当方の感覚では、データの収集期間は2~3週間もあれば十分であります。

この2~3週の期間のチャートを、一定条件のもとに整理・分類して保存。

その後、何か発見はないか見直す。

これでダメなら、視点を変える必要があります。

目の付け所が悪いと、いくらやっても埒があきません。

すなわち、一定期間を区切ってデータを集め、その都度検証をし、再度降り出しに戻る。

反復によって、何かを発見するのであります。

何を発見するべきか

当方の場合、目標物は明日に持ち越す銘柄であります。

明日の上昇銘柄を掴む。

簡単な相場においては、あまり神経質にならずとも、勝てる場合が多い。

しかし、難しい相場が問題であります。

難しい相場とは、一見相場が良いにも関わらず、利益が薄くなる、あるいは、じわじわとやられる。

最終的に息の根が止められてしまいます。

すなわち、難しい相場であっても、ある程度対応できなければなりません。

それができなければ、何も手出しせずに、休むも相場を守るべきであります。

休めば休むほど、機会損失となりますが。

やられた時こそチャンス

最も難しい相場で勝てるなら、どんな時も大きくはやられないものです。

であるからこそ、機会損失を抑え、稼働日数を増やすことができます。

すなわち、難しい相場こそ研究すべし。

データを集める価値がある相場が難しい相場です。

やられた時こそチャンス、とはこの意味においてであります。

やられる時と言うのは、大方パターンが決まっております。

パターンを読むことは難しくありません。

その度に記録をつけていけば良いのであります。

パターンはたいていの場合、数種類。

当方の場合、難解相場のアリ地獄に巻き込まれ、ナンピン・ドカン。

あるいは、ポジションを横に広げ過ぎて食らう、などが代表であります。

すなわち、やられのパターンを先回りして手を打つ。

パターンマッチング戦略

データから推測し手を打つ手法。

典型的パターンは、必ずしも功を奏しません。

例えば、酒田五法をそのまま相場に当てはめてみてください。

そうそう勝てやしないと気づきます。

なぜ功を奏さないのか。

それは自分なりにデータを集め、考える他ありません。

当方の結論としては、より多くの人が採用する手法はいずれ意味をなさなくなる、と言うことです。

手法の要諦

手法の探索手順

トレードの手法、その要諦は

  • ひと月勝てる手法であること、かつ
  • 1日で大負けはアウト

の2点。

これらは譲れない条件であり、これを満たさない手法は有り得ません。

まず1点目。

ひと月勝てる手法

1ケ月間のトレードにおいて、負けるようではトレーダー失格であります。

従って、最低条件として、1ケ月のトータルで勝てなければなりません。

一時的な、多少の負けがあっても構いまsねn。

しかし、ひと月の間で、着実に利益が残らなければなりません。

1ケ月を経て負けてから、後に大勝ちする種類のやり方はアウト。

そんなことでは、時間が経てば経つほど、追いつめられる結果となります。

経験則上、追いつめられれば、冷静に手順を踏むことができなくなります。

自滅する可能性が格段に高まるのです。

その限度が一カ月です。

追いつめられて必死に耐える手法、そんなものは使用に耐えない。

次に2点目。

1日で大負けは使えない

1発でドカン負けは使えません。

1回でも大負けを喫したら、その途端、圧倒的に不利な立場に追い込まれます。

どんな状況でも、首の皮はつながっていなければなりません。

首から上が外れているのに、平気でいる訳には行かない。

とするならば、1日で大負けをしないための具体的内容。

それは

  • 1回のトレードにおいて
  • 運用総資金に対し
  • 一定率以上の損失を出さない

ことです。

次に、これらを確かめるために、必要な期間を考えます。

検証期間

検証期間はまず1段階目として、1ケ月。

  • 1回のトレードで大負けを喫さず
  • 1ケ月後に勝ちで終えられる

ことを確かめるためには、1ケ月間の検証で事足ります。

もちろん、その1ケ月が偶然に勝てただけかも知れません。

そうであったとしても、この1ケ月の勝利が最低条件であり基礎要件となるのであります。

この出発点を経て、再度、その手法の信頼度を確認していけば良い、と言う考え方です。

相場動向への依存度

例えば、日経平均が

  • 上昇
  • 下降
  • 停滞

するそれぞれの期間において、確認して行きます。

その時々のいずれにおいても安定的に勝てる手法、これが求めるものであります。

従って、まず1ケ月における成果を確かめ、次に相場動向に依存しないことを、もう少し時間をかけて確かめる、と言う手順。

これでその手法が本当に機能するかどうかが確認できるのであります。

あるいは、日経平均動向、すなわち上昇・下降・停滞の、それぞれに対応した別個の手法を探すのも良いでしょう。

いろいろ考え、試すのであります。

しかし、ダメだったらどうすれば良いのでしょうか。

ダメだったら

ダメだったら最初に戻る。

降り出しに戻り、再度別口で検証していきます。

相場に参加するとは、この反復行為です。

そのことに気づかされました。

実に面倒であります。

手法の条件

手法の条件とは

  • 目標価格
  • 時間

の2つを予測すること。

誰が決めたのかと言えば、当方です。

なぜそう考えるのかと言えば、答えは以下です。

目標価格の理由

上がるとわかっていれば伸ばせるが、わかっていなければ伸ばせない。

これが相場における真実であります。

例えば、一直線に上がり続ける相場は存在します。

しかし、なぜ買えないのか。

上がり続けるとわかっていないからです。

仕方ないので試しに買って伸ばそうとしてみる。

するとどうでしょう。

見事に急落を食らいます。

かと思えば、急落から持ち直して、ストップ高。

しかし、これもS高をつけるなど、前もってわかりゃしない。

どんなにやってもわからない。

一転ストップ安をつけるかも知れない。

すなわち、目標価格に信頼性がないから、持ち続けられないのであります。

目星をつける

まず調べてみようと。

そして、もし上がり続けそうな株に目星がつけば、買って耐えてみようと。

つまり、目星とは調査であります。

調査の結果、信頼性のありそうな、期待できそうな値動きを予測する。

ある条件を満たした銘柄は、上がり続けそうである、と。

ただし、上がり続けそうだけでは実際の話ダメ。

それプラス、要する時間まで見込むこと。

目標価格の予測、プラス、そこに至るまでの時間を見込むことが大事です。

これがつかめなければ、目星がついたことにはなりません。

時間の理由

大地震が来ると騒ぎ立てる人がいますが、

  • いつ
  • どこで

の2つが予測できなければ、意味がありません。

何十年後までに、日本のどこかで大地震が起こる、などと言われましても、手の打ちようがない。

そりゃいつかはどこかで大地震が起こる。

当たり前じゃないですか。

何も言ってないのと同じです。

この意味において、大地震の予測と相場の予測は似ているのです。

何十年後の優位性

何十年後に上がる。

これは長期投資の優位性であります。

そりゃそうでしょうよ。

何十年経って、その企業がつぶれなければ、ですが。

とするならば、つぶれてしまう対策として、分散して投資をしておけば良い。

そうすれば、1つや2つの銘柄がパーになっても、何とかなるでしょう。

しかし、短期売買の場合、それでは困ります。

いつかは上がるなんて、意味がありません。

目標価格と時間に目星をつけ、そこにベットしなければなりません。

目星がつけば勝てるが、つかなければ勝てない。

これがトレードであります。

相場の地図

こちとら占い師じゃねえ。

誰が何分先の値動きがわかるんだよと。

わからないんだ、わからないから困ってるんだ。

つまり、今いるのは、相場の真っ暗闇であります。

その闇を、スマホも方位磁石もないままに、脱出しようと言うお話。

暗中模索のゲーム。

仕方ないので行ったり来たりしながら、手探りで方向を当てていく。

何とも原始人な状況。

歩き回っては頭の中に地図を作ると言うわけです。

地図の限度

頭の中に地図を作ると言っても、限度と言う物があります。

短期売買においては、脱出の期限があるのです。

その期限を越えたら、食料と水が底を尽きてしまいます。

その時、私たちは自らの肉体を持って、森に寄与するのであります。

相場の肥やし。

すなわち、生き残りは時間との戦い。

時間内に手法が見つけられないのであれば、短期売買には手を出してはならない。

これが短期売買のルールであります。

手法の際の問題

目線の分散が良くない

大画面モニター43インチを導入してみましたが。

どうも使い勝手が良くない。

やはり人によると言うか、賛否両論ありますね。

慣れによるところは大きい。

首を振って銘柄を探すなど、時間の無駄としか思えません。

多数銘柄を同時期・短時間にトレードする場合には、目線の分散がわずらわしい。

昔BNFが一行表示した銘柄群をダブルクリックして、ダダダダーッと発注していましたが、あれが効率がよろしい。

あのやり方、長年の謎だったんですが。

含み損になったら機械的にカットするのであれば、あのやり方が合理的です。

30cm四方あるいはもっと小さい区画に集中できますので。

しょうがないので、43インチモニターを4分割して使うことにしましょうか。

ただ大型画面は近眼とか老眼の人にとっては文字を拡大して使うなど、メリットは大きいのかも知れません。

1メートル以上は離れないと視野に収まりませんので、大きめの机が必要ですが。

現在使用中のモニターはフィリップス製のもので、ネット通販で4万円台(今は値上がりしています)。

株取引に使うに十分な性能で、画面も分割できるし、4K高精細です。

重さが10kgくらいありますが、昔の小型モニター4枚分とモニターアーム1本の合計よりは全然軽い。

昔のモニターは周囲の枠も太め。

新しいやつのほうが枠が細いです。

誤発注問題

短時間で発注を繰り返していると、どうしても誤発注が出てきます。

当方の場合、とある基準で銘柄を選び機械的に発注を出しています。

基準にはいくつかあり、そのうちの一つを見落として(無視して)発注すると、誤発注。

リサーチの結果、基準を満たさない銘柄については勝てる確率が下がる、と出ています。

慌てると見逃し、勘違いが発生するのもやむ得ません。

もちろん銘柄コードを打ち間違えるなど、いたって単純なミスもあります。

やはりAI有利。

ただし、その誤発注自体も大体どのあたりで出るかがわかっていますので、慣れれば多少は減らせます。

頭と手がおっつかない

目線が一定せずキョロキョロしてしまうし、次にやることにスムーズに移行できずオタオタする。

それで1分くらい平気でロスしてしまいます。

すると「何をやってるんだ」と言うことになり、ますます焦ってしまう。

まあこのあたりも慣れだとは思いますが、しょっちゅうこれで痛い目を見ます。

当方の場合、スイング銘柄のイグジットも同時にやっていますので。

スイングだけなら慣れているので焦ることはありません。

それに多少遅れてもデイほど急ぐ必要はないですから。

焦るとカッカと暑くなってきて、上着を脱いでぶん投げるのであります。

リサーチ+試行錯誤

リサーチ結果はそれなりによろしい。

であるのに、なかなか現実にはうまくいきません。

最終的には利を伸ばしつつ損切りを早くすること、これにつきます。

注意力による面も大きいです。

小型株が多いですので、あまりワンショット金額を大きくすることはできません。

金額が増えれば増えるほど、自分の買いの影響が出てきます。

ワンショット100万円くらいまででしょうか、影響がないのは。

大体において出来高の大きい銘柄を選んでいますが。

今のやり方が実際上手く行くのか。

相場はそれに尽きます。


さて、本日の結果は、スイング負け。

先物上がって持ち株は損。

朝から損切りまくり。

我慢して持っていれば多少プラスか、同値くらいでは降りれたんですが。

こういうのは待ちません。

わいは引っ掛からない。

経験年数が上がれば、蟻地獄はパスできるようになります。

蟻地獄はまず、最初の一歩でやられるのです。

一歩目でハマって、後はじりじりと砂が崩れていく。

何回やられたかわからない。

だからこそ、待たずに切る。

涙目で損切り、よくできました。

相場は強い。

今日持ち越さねばいつ持ち越すの?

と言う感じで、すっ高値のアレな株いろいろ買い持ち。