令和をどう発音するか問題|時代を先取りしアナウンサーを足蹴にする

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令和の読み方(アクセント)についてまとめました。

新元号改元とともに時代は新たな局面へ。

「れいわ」をどう発音するか、この問題に結論を出さなくてはなりません。

言語学の専門家による説。

アナウンサーが実際にどう読むか。

比較検討の末に達した結論とは?

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1.令和(れいわ)の読み方・アクセントは?【第一の結論】

結論から言うと、

  • 正式な読み方は決まっていない
  • アナウンサーは「れ」にアクセントを置いている場合が多い

となります。

正式な読み方(アクセント)は決まっていない

某民放のテレビ番組内で、内閣官房より「特に決まっていない」との回答を得たとの情報。

確かに、読み方(アクセント)は、地方によっても差があります。

一律に決めるものではないと言えば、その通りでしょう。

アナウンサーは令和の「れ」にアクセントを置いている

ニュース等でアナウンサーが発する読み方。

多くの場合、「れいわ」3音について「高低低」と、最初にアクセントを置いています。

さしあたり、これが標準語の読み方なのでしょうか。

2.アクセントとは何?

標準語において、「二時」と「虹」の読み方の違いは、アクセントの位置です。

「二時」は最初にアクセント、「虹」は後ろにアクセント。

いきなり「お~い!ニジだぞー!」と叫ばれた場合。

アクセントによる区別が無かったら、時刻の「ニジ」か、空に現れた「ニジ」なのか、迷う筈です。

起伏式アクセントと平板式アクセント

アクセント研究の世界では,下がり目のあるものを起伏式アクセント,下がり目のないものを平板式アクセントと呼んで区別しています。

引用元:国立国語研究所ホームページ TOP>国語研の窓>第9号(2001年10月1日発行)>解説:アクセントの平板化

そうなると、「二時」は起伏式アクセント、「虹」は平板式アクセントと言うことになります。

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3.令和は起伏式アクセント?

多くのアナウンサーの読み方に習えば、標準語での「令和」は起伏式アクセント説が濃厚です。

起伏式と平板式の区別の方法

助詞を付けても下がり目の現れないアクセント。

それが平板式であるとする説が、上記の引用元であげられています。

その説に従い判別してみますと…。

令和はどちら?助詞「が」をつけてみた

「令和が新元号です」と読む時。

「れいわが」の4音は、高低低低、低高高高の2種類の読み方が可能。

前者は下がり目ありで、起伏式アクセント。

後者は下がり目なしで、平板式アクセントになります。

2種類の読み方が存在するのでは、判別ができません。

やはり、アナウンサーの読み方に従うしかないのでしょうか。

4.アクセントが平板化する傾向

実は、東京で多く見られる現象として、アクセントの平板化があります。

例えば、「バイク」について言えば、もともと起伏式アクセントであったものが、いつの間にか平板式に変化しつつあります。

起伏式アクセント・平板式アクセントによる読み方(3音の高低)

起伏式平板式
バイク高低低低高高
スマホ高低低低高高
モデル高低低低高高

確かに、実感として、平板式で読む人のほうが多いような気がします。

このアクセントの平板化は、その分野に詳しいことの目印なのだとか。

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5.あえて平板化アクセントを身にまとう男

そこで出現するのが、時代を先回りして平板化アクセントを身にまとう男。

「マウスがこわれた。」

この時、あえてマウスを低高高と読めば、自分はパソコン周辺機器に詳しいとの目印になります。

正直、起伏式で読むべきか、平板式なのか、いちいち悩むのは面倒。

ならば、全部平板式で読んでしまえと。

「パンツ」の発音問題も発生

「パンツ」を高低低で読むべきか、低高高で読むべきか問題。

最近は、衣服のボトムスのことを、低高高でパンツと読みます。

この読み方を下手に間違えると、「あなたちょっとアレ」と言うことになり兼ねません。

「ズボン」の立場はどこに行ったのでしょうか?

悩むくらいなら低高高で読む

このいろいろと難しいご時世。

「全部平板式アクセントで読んでしまえ」と言う人が現れても不思議はありません。

ダサいとか何とか言われる前に、先に手を打ってしまう訳です。

世の中は忙しい。

ややこしいアクセント問題、考えている暇はありませんので。

6.アナウンサーの読み方にあえて対抗【最終的な結論】

令和をあえて低高高のアクセントで読む。

それもアリかも知れません。

アクセントの平板化を先回りする訳です。

時代の流れに逆らわず、あえて先取りする男。

令和時代に遅れずについて行く、令和おじさんの誕生です。