退場ブログの悲鳴「デイトレは甘くない」

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デイトレ資金30万円。

命だけは取りとめた男。

資金の大半を失い、心を折られる。

相場の洗礼を受け続け、退場を繰り返す。

その授業料600万ペソ。

右手にマウス、左手にはテンキー。

やられた時にはモニターを破壊し、キーボードを叩きつぶす。

トレードドランカー。

そして相場の荒野を突っ走る。

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著者略歴

  • 2005年 株を始める。職業はサラリーマン。
  • 2006年 信用取引を始め、普通に損をする。
  • 2007年 ビギナーズ・ラックでアブク銭を儲ける。株主優待を見下し、興味を持たず。
  • 2008年 リーマン・ショックで資金の大半を失う。
  • 2009年 7分の1になった資金が倍化する。
  • 2010年 入金投資法を継続。
  • 2011年 311ショック、オリンパス・ショックで大損をする。
  • 2012年 株の半専業生活に足を踏み入れる。
  • 2013年 トントン微益生活。
  • 2014年 トントン微益生活。
  • 2015年 トントン微益生活。
  • 2016年 材料含みの任天堂に全力投資して大損をする。
  • 2017年 先物オプション売買を開始する。
  • 2018年 当ブログを開設。デイトレ資金は80万円。直後爆損し、退場宣言。
  • 2019年 30万円資金で、日々泣かず飛ばずのデイトレ。
  • 2020年 コロナショックで息の根を止められ、半退場。
  • 2021年 相場を放浪する。
  • 2022年 デイトレードをほぼ撤退する。

当ブログ筆者は、株について右も左もわからない状態から始め、何十冊も株の本を読み、ネットで相場のことを調べ、トレードを続けてきました。

しかし、ライブドアショックやリーマンショック、東日本大震災その他の影響により損失。

その後は少しずつそれを取り返していた状況。

そろそろデイトレも調子が良くなるだろう。

そんな希望的観測のところに、容赦なくコロナショック。

震災の時もそうでしたが、もうちょっとと言うところで相場はこちらの息の根をとめてきます。

このブログでは、株式投資を中心に各方面の話題を取り上げます。

多少なりともお役立ちできる情報を、皆さんと共有できたなら幸いです。

デイトレ退場の際の概要

やっぱり食らった。

デイ、いくらやっても勝てません。

いろいろ考えて試してはいるんですが。

入った瞬間特売りとか、もうやってられん。

一撃で人様には言えない位の金額、やられました。

玉をデカくしていれば、そうなりますわな。

思い切りやられ。

損切り遅れたのもありますが、ヘンな所で入ってしまいました。

デイ退場。

打ち止めです。

薄利を取るやり方で爆損

薄利を取るだけの筈なのに爆損。

これ、逆にしなければあきまへん。

小さく損切りを繰り返して、どこかで大きく取る。

そうしないと結局トータルで爆損します。

良く言われることですが。

デイトレ難しすぎ。

継続的に勝っている人、いるのですかね、秒スキャだけで。

相場においては、格好だけ勝っている体にすることをバーチャ(バーチャル・トレーダーの略)と呼ぶことがあります。

値動きの大きい新興株で食らう

特売り、食らいました。

はめ込まれて数十分、身動き取れず。

その後、もの凄いリバがあってチャンスでしたが、食らった後ではインすることができません。

心が折れてしまって。

デイトレが下手な人はこんなものです。

上手な人はリバでガッツリ儲けられるのです。

このリバ、デイトレ勢としてはしばらくぶりの大きなチャンスだったような。

特売りがもう一度来たら、ダブルで食らってしまって終わりです。

つまり、最初に食らってしまうと、手が出なくなります。

チャンスを虎視眈々と待っていて、インするべきだったのでしょう。

うまくやれば一カ月分の上がりをゲットできます。

そんな経緯で、とりあえず頭を冷やさざるを得ない状況、すなわち退場となったのです。

チャンスだけイン

考えてみれば、リーマンショックの時もコロナショックの時も、その時まで待っていた人の勝ちです。

爆下げしたら、そこから中長期投資をすれば良いのです。

チャンスは場合によっては5年とか10年に1回。

ですが、その時まで資金を温存し、そこから中長期投資をするのが一番良いのであります。

買った後は放置しておけばよいのですから。

銘柄を選ぶ知識はある程度必要ですが、わからなければ主力の有名な株を買っておけばよいだけです。

それでも、相場の悪い時に買っておけば上がるし、配当もあるので、下手なデイをやるよりマシ。

実際デイより儲かるのではないでしょうか。

資産増加率

日々利益が出る人。

彼らは、いずれ利益が積み重なり、運用資金が大きくなります。

すると、徐々に複利が効いて来ます。

幾何級数的に資金が増えてくるのです。

幾何級数的増加とは、下に凸の曲線を描きます。

幾何級数の上昇グラフ

もちろん国家予算を超えて利益が増加し続けることはありません。

したがって、ある程度のところで頭打ちとなります。

とは言え、この曲線が常勝のトレーダーの資産の増え具合を表すと言ってよろしい。

毎月、常勝にも関わらず、資金を引き出しているので、このようなグラフにはならないとおっしゃる方もいます。

しかし、常勝なら、いずれこのグラフに近づきます。

資金が増え始めたら、グラフの勢いは止められないと言うことです。

相場の勢いとは

上に向かう勢いは、誰も止められません。

本当に常勝ならば、ですが。

そして、滝つぼに落ちていく放物線と言うのもあります。

これも幾何級数的な曲線のグラフです。

幾何級数の下降グラフ

この滝壺に急降下のグラフ、誰かが止めることは不可能です。

一旦ある程度の速度が乗ったら、落ちるのを黙って見ているばかり。

上に向かうも下に向かうも、曲線の形状は似ています。

勢いを誰も止められない点も同じです。

問題は、どこで頭打ちになるか。

常勝組はたいていの場合、億ったところで頭打ちになる、とのこと。

下向きグラフなら、滝つぼに叩きつけられたところで終了。

常勝トレーダーは総取り

なぜこのような資金急増・急降下が起こるか。

それは9割の敗者の損失分を、勝ち組が総取りで持って行くからです。

株やFX、先物で財を為した人はたいていの場合、ある時期、急速に資産を伸ばす時期が来ています。

もちろん、それが来なければジリ貧で、敗者の9割のほうにノミネートされることとなります。

儲かった儲かったと言う人は1割のほうの人(またはバーチャ)。

9割の敗者は、わざわざ損したと触れて回るとは限りません。

それで、勝った人ばかりが目立つと言う仕組みになっています。

勝者:敗者=1:9の理由

中長期で投資していると、相場全体が騰がる場合があって、その場合には勝者の比率が増えます。

場合によっては全員が儲かると言うことも有り得る訳です。

ただし、短期売買の場合はゼロサムゲーム(合計がゼロのゲーム)に近いので、必然的に勝者の比率が少なくなります。

なぜ勝者が1割なのか?

当方の仮説によると、両手の指が合計10本であるため。

両手の指が合計10本であるために、人間は10進法を取るようになりました。

世界中を探しても、3進法とか4進法の人はいません。

10と言う数字に支配されています。

勝者は本当は1割より多いかも知れないし、1割より少ないかも知れないのです。

「勝者は少ないものだ」と言う、経験に裏付けられた思い込み。

これにより、敗者は1割である、と言うことになります。

つまり、1割と言う数字は、思い込みであります。

あなたが勝ち続けさえすれば勝者が1名増え、負ければ1名減る。

ただそれだけ。

1:9の1の方に入るか、それとも9の方か。

いずれにしても急上昇・急降下の危ない世界であります。