仕手株の手口

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一見閑散、実はひそかに仕手株相場。

ときおりやって来る、この謎チャンス。

これを逃がしてはもったいない、そんな話であります。

もちろん、リスクは承知の上。

損したならさようなら。

覚悟とともに問いたい。

どんな時に仕手株相場はやってくるのかと。

予兆をとらえガッツリ利益を頂戴したい。

追い求める当方の心は、以下のようなものであります。

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仕手株の正体

仕手株に明確な定義はありません。

巨額の資金をもって暗躍する、フィクサーのようなやから・集団、彼らを俗に「仕手筋」と呼びます。

彼らが手掛ける銘柄が仕手株です。

どの銘柄が仕手株なのか、または今後仕手株になるのか?

知る由もありません。

神出鬼没、実態不明の仕手筋ですから。

前もって仕手株であると判断できない以上、ある事柄をもってこの銘柄は仕手系である、そう決めざるを得ません。

ある事柄、それは値動きです。

値動きの特徴

通常の東証プライム、大型株であれば、せいぜい一日に数%の値動きしかありません。

何らかの好・悪材料が出たことによって、10%、あるいは以上動くこともあります。

しかし、その程度では仕手株とは呼びません。

仕手株とは一日に10%程度の値動きは当然のこと。

分単位での値動き変動、日ごとの値動き変動のいずれにおいても激しい。

そんな銘柄のことを指します。

誰がそう決めたのか?

その答はわかりません。

しかし、それがおおむね世に広まっている理解です。

値動きは無関係

値動きには必ずしも根拠はありません。

業績や噴出した材料に応じて、値動きが大きく振れる場合もあります。

しかし、全くもって原因不明の場合もあります。

この程度の材料でここまで動くか?

そんなケースも少なくありません。

したがって、値動きを予測するのは難しい。

逆に言えば、多少なりとも値動きを予知できるのであれば、大儲けできます。

値幅だけはしっかりあるのですから。

仕手株で儲けられるか

さわるな危険

仕手株は短時間で大きく値が動きます。

一日で数%しか動かない、いわゆる安定株に比べれば、利益を出しやすいです。

しかし、見方を変えれば、あっと言う間に大きな損失。

ハイリスク・ハイリターンであります。

3日で倍・半額は当たり前

数日で株価が倍、あるいは半額などと言う例はしばしば。

それなら買ってじっと耐えていれば、大きく取れるのでは?

下がるなら、空売りで耐えれば良いのではないか?

誰しもがそう考えます。

なぜ仕手株は難しいのか?

やられた人は誰でも

一貫して値上がりし続ける、あるいは値下がりし続けるのであれば、まだやりようもあります。

問題は極めて大きく値が動くのみならず、変幻自在。

仕手株のチャートはしばしば、大きな値動きの中に、さらに小さく激しく上下に振れる、そんな形状を含んでいます。

相場のフラクタル構造。

フラクタル構造とは

フラクタルとは、ある形状を拡大してみると、全体と似た構造が含まれている図形を指します。

例えば、海岸線の構造もフラクタル構造です。

大きなギザギザを拡大しますと、その中に似たようなギザギザの形を内包しています。

さらにそのギザギザを拡大していみると、その中にも同様の形状が存在しており、この包含関係は永遠に続きます。

フラクタル構造は自然界の至る所で見ることができます。

大きな波を調べてみると

大きな波の中には、やはり同じような波が含まれている。

台風の日の大波を見ればわかります。

どんなに波乗りが上手であっても、台風の日の大波を乗りこなすことはできません。

波に揉まれ藻屑と消えるのがオチです。

攻略できれば大儲け

そんな仕手株の値動きですから、安易に手を出してよいとは到底言えません。

命がいくつあっても足りない。

しかし、世の中には不思議なことに、仕手株で儲け続ける人がいます。

もし仕手株を攻略できるのであれば、短時間で大きな利益を得ることができます。

短期間で億る人と言うのは、そのような人なのでしょう。

仕手株相場の予兆

仕手株相場はたいていの場合、軽量小型株のギャップアップから始まります。

そもそも軽量小型にまとまった資金が入れば、あっと言う間に上がってしまうものであります。

見渡せば、ぽんぽんと上がる銘柄が出てくる、それが仕手株相場。

しかるに、来たなと思ったら身構える。

この準備態勢なくして、仕手株相場には乗れません。

みるみるうちに、とんでもなく上がってしまいます。

では、どんな時にこの軽量小型株のギャップアップが来るのでしょうか。

コア銘柄が一巡する

仕手株相場の始まりは、相場のコア銘柄が一巡するとともに始まることが多いのであります。

コア銘柄とは、相場を牽引するかに思える、限定された、頑強な銘柄を意味します。

売買代金を集め、グイグイ上がり続ける、マーケットの柱となり得る銘柄であります。

これらの銘柄が、気がつけば、いつの間にか目立たなくなる。

当方、これを相場の巡回性と呼んでおります。

グイグイ株が一巡し、活況かに思われた市場が、ふと静かになったせつな。

こんな時、スルスルと軽量小型が上がり始めます。

静かにひそかに、それは始まります。

なぜでしょうか。

仕手株相場の特徴

上がるとわかっていれば、誰も苦労はしません。

静かに始まるばかりに、誰も気づかない。

仕込む側は、決して「仕込むぞー」と大声を上げることはありません。

まず、ステルスに、人知れず仕込むのであります。

なぜなら、玉を入れる前に上がってしまっては意味がありません。

仕込み終了、直後に相場は上がり始めます。

これを相場用語で、のろしが上がる、と呼びます。

のろしが上がると、追って、どこからともなく材料を囃し立てる筋が現れる。

もちろん、囃し立てるなど、やっていはいけない、相場の御法度であります。

この頃にはすでに、その銘柄は素っ高値となっていることが多いのであります。

巡回性と相場の群れ

相場の巡回性、それは以下のような群に現れます。

上がっては下げ、交互に一巡していく。

  • テーマ株
  • IPO株
  • 低位株
  • 主力株
  • その他の株
  • 閑散相場

(順不同)

これらの巡回群は、あくまで一例に過ぎません。

なお、閑散相場とは、冴えない銘柄が多量に群れをなした、一つの群であると捉えることができます。

これらの循環の切れ目、そこに仕手株が食い込んできます。

もちろん、テーマ株がそのまま仕手性を帯びる場合もあるし、低位株がそうなる場合もあります。

相場は実体不明のまま、謎の巡回をするのであります。

材料不明がもっとも強い

おいしい相場は、材料不明、原因不明であることが多いのであります。

その理由は、上で述べたように、伝え聞いた時にはすでに遅し。

上がり切っていることが多い、と言うことです。

したがって当方、後付けの説明を聞く耳は持ちません。

ちょうちん筋になりたくないからであります。

ちょうちん筋とは、後からわらわらと湧いて出て来る、追随買いの人々を指します。

最近の相場用語では、イナゴ、などとも呼ばれています。

イナゴが来る前に頂く。

それが最も強い上げに乗り、仕手株相場にうまく乗る方法であります。

仕手株を制さずして

正確に言えば、その銘柄が仕手株かどうかは誰にもわかりません。

しかし、その値動きを見れば、このぶち上げに乗らずして、相場を制したとは言い難い。

仕手株を制さずして相場はならず。

大きく利益を頂くチャンスであります。

しかし、失敗すれば大損。

すなわち、チャンスあるところにリスクあり。

この相場の不条理に、いかにして打ち勝つのか?

値動きを頂く鍵

結局のところ、全てはロウソク足に出ます。

チャートが上がれば、そこに利幅を頂くチャンスがあります。

しかし、上がっただけでは難しい。

ガツンと大きくぶち上げるからこそ、頂くことができるのです。

小さい上昇では、割り込む隙がありません。

となれば、最も短時間に最も上がる銘柄。

ここで利益を頂くのが効率よろし。

値動きが極大化された銘柄であります。

当方の相場コンセプトは、この大きな値動きを取ることにあります。

どこで買うか

どこで買うべきか。

その答えは、最も効率良く利益確定できるポイントです。

効率とは、時間当たりの上昇率。

横ヨコチャートではどうにもなりません。

ぶち上げの重要性。

相場には慣性の法則があります。

慣性の法則とは、動かざるもの岩のごとし、ぶち上がるもの仕手株のごとし。

上がる銘柄がどんどん上がり、動かない銘柄はいつまでたっても動かない。

これが相場の慣性。

すなわち、動意づいた銘柄を探すのみ。

動意づくタイミング

たとえば、当方が昨日を買いを入れた銘柄は、近々に利益確定を済ませた銘柄です。

この銘柄をもう一度狙う。

なぜなら、いったん動意づいているからです。

ブチ上がったのだから、さらに上がる可能性がある。

そして、損切りに終わった銘柄など、眼中にはありません。

朝一で登録銘柄から削除。

ただ上がった銘柄を追いかけ、一日が過ぎるのであります。

狙うは上昇余地であり、これこそ利益の源泉であります。

上昇余地を見込む

上がり続ける株は、さらに上がり続ける可能性が高い。

しかし、注意すべきは、上がり過ぎた株はその反動で、いきなり下がる可能性も大きくなります。

上がれば何でも良いと言うわけにはいかない。

上がっているのだけれど、さらにまだ上がりそうである。

これが上昇余地の正体。

過去のデータから絞り込んでいきます。

例えば、3倍相場は離れろ、などの結論を、ここから得ます。

そして、すでに上昇した具合と、上昇余地を見比べる。

エクセル表とのにらめっこが始まります。

鍵は相場に落ちている

何のためにチャートがあり、時系列の株価一覧があるのでしょうか。

自力で調べるためです。

他人に意見を聞いて、ヒントを教えてもらうためではありません。

ここを誤解しがちです。

受験勉強の準備ではないのであります。

準備の局面は子供の時代で終わっていなければならない。

相場に手をつけた時点で、知識や経験を総動員し、腕力で実験をする段階なのであります。

法則を編み出すための実験。

腕力とは、実験の反復回数であります。

相場とは、結局、腕っぷしであります。

そして、調べた結果を信じる。

ハズしたら素直に改める。

なぜ仕手株に手を出すのか

時短のため

仕手株を買う理由は時短に過ぎません。

時間の節約。

儲かるか損をするかはわからないけれど、間違いなく言えるのは、短期間に結果が出ると言う事。

短期間とは数分、数時間、数日、あるいは少なくとも数週間以内程度の時間軸を指します。

人間は寿命と言う名の時間制限システムを背負った生き物です。

結果が出るのであれば、早ければ早いほど良いのであります。

そもそも大損について言えば、優良・有力な銘柄であっても十分に起こり得る、そんな相場の厳しい実情。

この実情に時短で対抗するのであります。

主力大型株でもやられる

どこまで下がったら損切りをするのか?

それとも含み損を忍耐してガチホールドか?

その他、様々な課題があります。

しかし結局のところ、大きく下がるリスクを完全に排除する事はできません。

某主力大型の電力株を見てください。

世界一の優良株と言われた、日本の誇るディフェンシブセクターのトップ。

想定外の事故があったとは言え、天下の優良株が平気で大きく下がるケースはたまにある出来事です。

他にも天下の主力株が上場廃止になったことは何度もあります。

主力大型株でも、名も無い仕手株でも同じ。

買ってから下がったら負け。

仕手株差別は意味を持たない

仕手筋と呼ばれる資金が入っているのか否か、それは関係ありません。

もし入っていたとしても、その時点で確かめる術はないのです。

そもそもおカネに色はついていない。

個人が束になって買っているのか、仕手筋が買っているのか?

これはザラバを見ている限り、判別できない事です。

後々になって、誰かがこの株を巨額の資金を持って買っていた、そう判る場合もあります。

しかし、それを知るのは結果が出た後です。

投入ロット

値動きが大きいのであれば、ロットを減らしておく。

そうすれば、大きく値下がりをした場合も損失を少なく抑える事ができます。

最小単元株数の多くが100株となった今、小型株は数万円から買えるケースも珍しくはありません。

投入資金が3万円であれば、全てなくなっても耐えられる、と言うものです。

ですから、小ロットで仕手株に参加する分には、それほど問題になりません。

もちろん数日で株価が半分になるとか、8割下がってしまった、などと言うケースを当方、何度も見てきました。

損切りが大事になります。

トータルにおいて、

損切り額>利益確定額

とならないように。

優良株との比較

主力大型株のメリット

優良銘柄、とりわけ主力の大型株を中長期で持つことのメリットは、

  1. 経済全体の成長による株の値上がりを頂ける
  2. 配当がもらえる

等です。

経済全体の成長による値上がり

多くの場合、世の中は10年、20年、あるいはそれ以上と言う長期スパンにおいて経済が成長します。

従って、優良株が値上がりする可能性は、長期において、低くはありません。

企業が存続する限り、株が上がる可能性は十分すぎるほどに期待できるのであります。

配当がもらえる

優良株は高配当である事も多く、その場合1年あたり投入資金比2%内外の配当が得られます。

2%となれば、その状態が50年続けば、元は取れてしまいます。

元が取れるとは、投入資金を全て回収してしまう事。

その後はどんなに株が下がっても上場廃止となっても、損はしない事になります。

世のおカネ持ちと呼ばれる人々は、既にその域に達しているのであります。

その上、巨額の資金が株に振り向けられているため、毎年多額の配当を得ることができる状況にあります。

すなわち、そのへんの雑魚は太刀打ちできません。

仕手株のメリット

  1. 値上がり率が半端ない
  2. 買い時が何度もやって来る

値上がり率が半端ない

  • ストップ高連発
  • 数日で倍
  • 3倍相場

これらは「怪しい」株が値上がりする場合に良くあることです。

手にする事ができれば濡れ手にあわ。

濡れ手に粟の「アワ」は泡とは違います。

しかし、まさにバブリーな利益をゲットする事ができるのであります。

買い時が何度もやって来る

仕手株では数分で10%値上りし、また数分で10%値下がりする等、良くあることです。

デイトレーダーが望む上下動を繰り返す値動き

上手く乗れれば極めて短時間に利益が出ますし、そのチャンスは何度もやってきます。

買い時の多さ、これこそが仕手株のメリットと言えます。

ロットはどうすべきか

ロットを小さく。

これは投資一般に言われる事であります。

1銘柄に集中投資をする事は、大きな利益が期待できる反面、大損の原因となります。

相場で大儲けをした人の中には、初期投資額が小額であった人も少なくありません。

わずか数十万円の投資額がたまたま数百万円に増え、そこから上手く立ち回って億に到達。

そんなパターン。

おそらく、これが最も大損リスクの少ない理想的な方法です。

事前に予測は不可

相場と言うものは、短期であればあるほど、値動きを予測する事は難しくなります。

仕手株ならなおさら。

値動きは需給によって支配され、買いが入れば上がるし、売られれば下げ。

誰がいつ、どのくらい買うのか売るのか?

他人の意向を読むのは不可能です。

初動を追う

大きく値上がりをする銘柄は毎日のようにあります。

そして、値上がりの後に急落することが多い。

信じられないほど値上がりし続ける場合もあります。

それらは結果論です。

出来る事は、値動きの初動を追うこと。

仕手株は常に存在する

リーマンショックのさなかでも、一過性とは言え、大きく値上がりしている株はありました。

リーマンショックの底の底、世の中の経済システムが大丈夫なのかと心配になった時。

日経平均が7000円割れとなった底値。

その当時、値上がり銘柄が全く見当たらなくなった日がありました。

そんな日を除けば、爆上げ株は日常的にあります。

注意すべきは大損対策。

やってはいけないこと

ストップ安連発を食らう

ストップ高を繰り返したような銘柄ですと、ザラバ中にストップ安張り付けとなり、そのままS安を連発するケースがあります。

その結果、数日で株価が半分になったとか、それ以上に下げるにも関わらず、逃げられない状況になる事もあります。

当方、先日、S安連発にやられました。

手を出さなければ、損をすることもないのに。

ナンピン

怪しげな銘柄でナンピンは御法度。

マイルールとしてはそうなのですが、たまに思わず手が出る事があります。

先日もやってしまいました。

その後、ワープで回復。

ラッキー。

ワープを取る方法

相場の鍵はワープを取ることにあります。

ワープが取れないならば、1円ずつ地道に積み重ねなければなりません。

そうではなくて、価格の刻みを素っ飛ばすこと。

ティックを素っ飛ばし、行き過ぎを取ること。

これが利益を最大限に伸ばすコツです。

最も割安なところを拾えば、その上昇余地も最大限取れると言うもの。

理屈から言えば、その筈であります。

とは言え、必ずしも

(割安)=(価格の安さ)

ではありません。

高値の割安と言うのも存在します。

ですから、見た目ではなく、実現可能な上昇余地を内に秘めた、ぶっ飛び前の割安さ。

この意味における最割安を狙う必要があります。

すなわち、本当の割安とは何か。

その答えは、相対的な安さを捉えることです。

相対的な安さとは

皆が買いを入れれば高くなる。

皆が見向きもしなければ安くなる。

たとえ高値であっても、皆が手を出さない・出せない価格。

これが相対的な安さであります。

いわば、皆の考えの逆をつく、一種の逆張り。

逆張りと言えば、値動きの逆に張る方法と思いがちです。

しかし、実際はそうではありません。

順張りをしつつ、皆の思いと逆に張ると言うことも十分可能。

見た目ではない、真の逆張り手法。

これこそ、相対的安さを取る方法であります。

本当の逆張り

一般論が一般化すればするほど、その逆に張ってみる。

心理の逆を突くのであります。

例えば、皆が一番買えない株を買って行く。

買えない株とは、上がらない株を意味するものではありません。

こんなヤバい株、買えない。

相対的な安さの表れは、ここにあります。

皆がダメだと思い、絶対に買い持ちできないと思えば思うほど、上昇余地が発生する。

そんな場合、無きにしもあらず。

この事象を利用した手法に、上場廃止懸念株でトレードする方法があります。

廃止懸念でなくとも、何らかの理由でとても買えない、そういう銘柄がある場合。

そこに一抹のチャンスが生まれる可能性。

すなわち、買えない株こそ、買える余地が生まれる。

相場には、逆説的な買い余地が存在するのであります。

逆説的買い余地の例

例えば、下値抵抗線を割ったから買えない。

当方、その言葉を聞いたなら、思わず、ほくそ笑まずにいられません。

このラインを割ったから買えない。

買えない理由が共通認識として、皆に行き渡っている。

相場の一般論がそこに生じたのであります。

そして、わざわざその理論を公開している。

これをほくそ笑まずして、何をほくそ笑むのでしょう。

皆が買えないと思った時、そこにチャンスが生まれる。

下げの限界目途をぶち破って下がり、皆がこれはヤバいと、顔を見合わせて目くばせした時。

価格は相対的に割安となります。

反対も言えます。

高値の目途を越えたから、これは買い。

当方、その言葉には本当かよ、と思います。

実際の話、目途なんざ、関係ありません。

テクニカルの節目、すなわち相場によくある一般論。

これに対して逆に張るのみ。

一般論は無駄

一般論は一般化すればするほど、意味を持ちません。

その隙を狙うことが可能だからです。

なお、高値の空売りをすすめるものではありません。

そんなものは、危険なだけ。

そうではなくて、本当の割安は大衆の意識とは別のところに存在する、と言うことであります。

仕手株的に値動きがおかしくなり、素っ高値を取り、これは買えない・あるいは買えるとなる。

そうなったら、それは一般論に過ぎないのであります。

一般の逆とは何か?

特殊であります。

一般は無駄に過ぎず、特殊が意味を持つ。

相場においては、そういうことが往々にしてあるのであります。

ワープを取るとは、そんな特殊な状態を狙うと言うこと。

特殊を狙ってこそ、窓開けぶっ飛びワープをゲットすることができる。

これが当方の経験則です。

あくまで、感覚的なものだけれど。


さて、本日の結果は、スイング勝ち。

めずらしく持ち株がガツンと上がってくれました。

チャンスはもうじきやってきます。

これが秋相場の良いところ。

しかし本日きょうび、こんな相場、とても買えたものではありません。

なぜなら、仕手株が少ない。

フラットノーポジ、チャンスを待つ。