大坂なおみ選手が2018年のUSオープン決勝で勝利する直前のインタビュー動画。
準決勝、勝利後の速報。
華々しくトップへの階段を駆けのぼる大坂選手。
USオープンテニス女子シングルス準決勝で勝利
【ユーチューブ動画】2018全米オープン準決勝【大坂なおみ VS マディソン・キーズ】】
これが大坂なおみ選手が世界を取る前夜。
ここまで勝てたのが奇跡。
ひょっとして優勝も近い?
急激にその期待が高まった瞬間です。
2018USオープン準決勝後のインタビュー
【ユーチューブ動画】勝利後インタビュー「セリーナとプレーしたい」【全米オープン準決勝】
大坂選手は、2018年全米ベスト4の選手のうち、最も若い20歳でした。
決勝ではセリーナ・ウィリアムズと対戦。
この時、名実ともに女子テニスナンバーワンとなる直前。
(追記:大坂なおみ選手は直後に全米オープン優勝。
その後に全豪オープン優勝も。)
四大タイトルとは?
テニスの四大メジャータイトル、ご存じですか。
テニスの四大タイトルは1年を通し、全豪、全仏、全英、全米の順で開催され、もっともメジャーなタイトルです。
その中でも全英(ウィンブルドン)に次いで権威ある大会が全米。
すなわちUSオープンです。
これらのメジャータイトルで勝つと最も高いポイントが与えられ、世界ランキングの上位に入ることになります。
上位に入ることができると、シードがついたり、優先的に大きな大会に出場することができるようになります。
もちろん大きな大会ほど賞金総額が高い場合が多いです。
テニスの四大タイトルとコート・サーフェス
これらの四大タイトルは、それぞれコート・サーフェスが違います。
(サーフェスは表面と言う意味。)
全英は芝(グラスコート)。
全仏はアンツーカー(レンガの粉)。
全米はハードコート。
全豪もハードコート(全米より球速が遅い)。
これらのコートサーフェスの違いにより、球速とバウンドの高さが大きく変わります。
それぞれ別のプレースタイルが求められるため、四大大会全てを制することは難しいです。
この四大タイトル全てを一年間で取ってしまうことを、「グランドスラムを達成する」と言います。
(一年間で取らなくてもそう呼ぶ場合もあります。)
(追記:大坂選手はその後、2018年全米オープン、2019年全豪オープンで優勝。)
全米オープンとプレースタイル
全米オープンにおいて、ハードコートのコート・サーフェスは現在、四大タイトルの中でも最速。
摩擦力が低いためバウンドの際、ボールが減速しません。
また、コートサーフェスが硬いので、高く弾みます。
ボールが速く、高く弾むと言うことは、ラリーにおいて振り回される傾向があります。
このため、グランドストローク(コート後方で打ち合うこと)での戦いはやや不利。
その反面、ネットプレーヤーには有利です。
ちなみに最も遅いコートは全仏のアンツーカーで、こちらの場合には後ろで打ち合うほうが有利。
なかなか勝負が決まらないため、試合時間も長くなることが多いです。
大坂なおみ選手のスタイルとコートサーフェス
大坂選手は、コート後方で打ち合うスタイルであり、日本ではもともと多いタイプです。
いわゆるグラウンドストローカー。
ではなぜ、ここまで勝てるかと言うと、一つは体格、体力面で劣る面が一切ないことで、これはサービスやグラウンドストロークの球威にもつながります。
もう一つ、これは錦織選手も共通ですが、コート後方からでも割と攻撃的なプレーが見られ、しかもそれが大事な時に決まることなどがあげられます。
日本のコート事情から来るプレースタイル
従来の日本的なプレースタイルですと、これは一般論ですが、欧米選手に比べるとやや防御的なスタイルのプレーヤーが多い傾向がありました。
もともと日本にクレーコート(土のコート)が多く、球速が遅かったことも一因となっています。
軟式テニスからの影響も大きいです。
その影響で、どうしても“我慢のテニス” になり易かった訳です。
大坂選手の場合は逆に、2018年の全米オープンで、“我慢” を覚え成功したとのことですが…。
と言うことは、パワーテニスでここまで来たとも言えます。
ちなみに東京オリンピックのテニスコートは有明コロシアムの予定。
全米よりやや遅いハードコートです。
大阪選手にとっては、特に問題もなくやり易いコートだと思われます。
東京オリンピックではどうなる?
日本の女子選手では、過去に伊達公子選手が全英・全豪ベスト4、全米でベスト8。
これも日本では突出した記録だったのですが、今回、大坂選手はこの記録を塗り替えました。
大坂選手は、現在、米国と日本の二重国籍。
東京オリンピックに関しては、日本代表で出場する予定とのことですが…。
(追記:その後、日本国籍を選択することが決まりました。)
このままの勢いが続けば、東京オリンピックで金メダルを取ることはたやすいことです。
なぜなら、テニスの場合、メジャータイトルの賞金の大きさに比べると、オリンピックは賞金がないに等しい。
このため、出場しない有力選手もいるからです。
大坂なおみ選手にとっては願ったりかなったりですが…。
2018年の全米オープンは、東京オリンピックの女子テニスにとって、非常に幸先の良いニュースとなりました。
本日のトレード結果
【デイ新規建代金合計】(買建)概算290万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)1435TATERU、1840土屋ホールディングス、1844大盛工業、2459アウンコンサルティング、3627ネオス、3808OKウェイブ、6966三井ハイテック、7895中央化学、8104クワザワ
(売建)なし
【デイトレード損益】+1.5万円
【スイングトレード損益】-0.3万円
【本日のトータル結果】+1.2万円
【今月の損益】+0.4万円
【持越ポジション】新規買建1銘柄(東証1部)
新規売建なし
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし