相場において、買いの条件とは何ですか?
これに一言で答えるのは難しい。
しかし、難しいながらも、明らかにしておかなければなりません。
物事は明らかにならない以上、先に進めないのであります。
当方の考える買いの条件、それは以下となります。
参考にはなりません。
と言うより、参考にする・しないは自己責任。
予想に反し動かれたら
予想と逆に動かれたらどうするのか?
多くの人は忍耐します。
予想をつけている時点で、少々逆に動かれたからと言って、その予想を覆すことなどできません。
そうそう簡単に自分の見込みを返上するようでは、その見込みとは一体何なのでしょうか。
見込みではなくて、単なる思いつき、気まぐれでしょう。
すなわち、その予想に確度があればあるほど、見立てを覆すことなど、簡単にできやしないのです。
そして、とりあえず、まず第一に忍耐する。
望むと望まざるにかかわらず、忍耐せざるを得ない。
これが最も良くあるパターンであり、避けることのできないパターンなのであります。
相場の掟
オレは切る、切るんだオレは。
そうつぶやいたところで、結果は同じです。
心理的に、そして行き掛かり上、どっちにしても忍耐してしまう結果となるのです。
何がどうあっても、ある一定レベルのところまでは我慢。
そうなると、どうせ忍耐するのであれば、元の位置まで戻ってきてくれる株を買わねばなりません。
じわじわと下げ、挙句に爆下げが始まるような株は明らかにダメ。
ではどんな株を買えばよいのでしょうか。
結局のところ、それが全てとなります。
買う銘柄によって、全てが決まるのであります。
悲しいかな、それが相場の掟なのです。
買いの条件
買いの条件とは何か。
その答えはこうです。
「ある条件を満たした時、必ず上げる」と言うことです。
上げ幅が大きい・小さいではありません。
値動きはとりあえず置いておく必要があります。
そして、まず
- 何らかの条件が当てはまり
- その後に必ず株価が上がる
すなわち、一定条件のもとで高確率に株価の上げに結びつく。
そこには、原因と結果の相関関係が存在します。
ザラ場において、それらを発見しておく必要があるのです。
買いの条件とはすなわち、相関関係の発見であります。
必ず上げると断言できるか
自分が買った株が必ず上がると断言できるのか。
そもそも、世の中に必ずなんてことはありません。
絶対なんて事象は存在しない。
ですから、「ある程度の高確率を持って」株価が上がる。
そして、下げ始めたらある程度の忍耐をせざるを得ない。
どうにもならなくなれば、結局はブン投げるしかできないのであります。
と言うことで、上がると断言する、その信頼度。
確率。
これを上げる必要があり、それが全てです。
そして、確率が低い場合、別の表現をすればそれは、トレードが下手であると言うことに他なりません。
結局何が必要なのか
相関関係を相場の中に見つける。
トレード巧者になるためには、それが必要となります。
しかし、日本国内の場合では特に、何か見つけることよりも、何かを理解して習熟することの方が重視される場合が多いのであります。
自ら発見するのではなく、既に過去、先人によって発見されたものを与えられ、習熟することが求められるのです。
親、教師、先輩などをリスペクトする習慣もそのコンセプトの表れと言えます。
相場と言う名の荒野で、私たちは何かを発見できるのでしょうか。
私たちにとって、これはなかなかに不慣れな作業なのであります。
難攻不落の荒野にて。
さて、本日のトレードはデイ・スイングともに勝ち。
と言っても、持ち越し銘柄のほとんどはギャップダウンしてしまい、1銘柄のギャップアップのみで助かった感じ。
この1銘柄は、頑張って買ってS高に張り付いてくれたラッキー銘柄。
つまり、スイングは運勝ちに過ぎず、実質負けみたいなもの。
自分の相場観は外れていました。
デイも大型株で必死に耐えて利確。
買値より微妙に下げたりしたんですが。
あっぶねぇなぁ。
とりあえず今日のところはラッキー。
明日も勝たせてください。