動意づく株から買いシグナルを得る方法

この記事は約12分で読めます。

動意株に乗る方法とは?

スポンサーリンク

動意づくとは

動意づくとは、にわかに動き出すかのように見える状態、もしくは動き出した状態。

たいていは上がり始める銘柄に使われる語です。

すなわち、相場用語であります。

明確な定義がある語ではありません。

これが動意の難しいところです。

動き出すかに見える、と言っても、それは雰囲気に違いないではありませんか。

雰囲気だけに終わるのか?

それとも本当にグイグイ来るのか?

結果が出なければわかりません。

まことに不確かな相場用語。

この不確かな動意をいかに捕捉すれば良いのか?

急動意株をどう探すか

結論を言いましょう。

急動意株を掴んだら、そこからグイグイと値上がりしてくれなければなりません。

急動意の後が問題なのです。

急動意を掴んだ瞬間、素っ高値を掴むや否や、垂直下げ。

これでは動意をつかんだ意味がなくなります。

すなわち、利益の出ないところに動意もへったくれもないのであります。

問題は、イタダキ状態に持ち込めるのかどうか。

これが急動意株をどう探すかの要諦であり、基準となります。

ではそのイタダキ急動意とは、どこにあるのか?

グイグイ来る銘柄を探す方法

相場と言うもの、一番「きている」銘柄を買えれば、そこそこイケるものです。

逆に言えば、「きていない」銘柄に入ることほど、効率の悪いものはありません。

きている銘柄が見つからない日は、じっとしているに限ります。

値上がり率上位

値上がり率上位と言っても、銘柄は数多い。

しかるに、的を絞る必要が出てきます。

どのようにして的を絞るべきか。

「きているか」「きていないか」、これを主眼にするのがやりやすいのであります。

その判断基準は、当方の場合、

  • 値動き
  • 出来高
  • 売買代金

であります。

値動きがきているか・きていないか、この区別は、分足・日足のチャートによるもの。

イメージで選ぶに十分ですが、具体的には値動きの範囲。

幅が広い銘柄が勝ちであります。

そして出来高・売買代金はその急増率・絶対金額によるものであります。

結局のところ、「きている」銘柄と言うものは、その全ての項目において、グイグイきている場合が多いのであります。

値下がり率上位

値下がり率上位についても同様です。

あくまで目立った銘柄を抽出する。

これは手続き上、必要欠くべからざる手順です。

なぜなら、そうでもしなければ、いつまでたっても銘柄が絞り込めません。

同じ手順・判断基準で日々銘柄を抽出し、継続的に監視すること。

これによって相場の目星をつける。

しかし、相場が上がり始めますと、下落銘柄は減ります。

逆に相場が下がりますと、値下がり率上位のきている銘柄が増え、値上がり率上位のきている銘柄が減ります。

すなわち、値上がり・値下がり銘柄は、バランスの産物。

バランスが平衡状態となる時、グイグイ来る銘柄がスッと消えてしまう場合もあります。

そんな時には、別角度から探すことが必要となります。

売買代金上位

もれなく「きている」銘柄を探すためには、相場の隅々まで目を通す必要があります。

そのための視野の限界、それが売買代金による選別です。

当方、売買代金が1日当たり6~8億円以上の銘柄はたいてい監視下においております。

ただし、6億円以上で区切ってしまうと、特に有名どころの銘柄、東証プライムの銘柄群が数多く該当し過ぎてしまいます。

あくまで売買代金上位の銘柄群については、新興市場、低位、IPOに限って監視する。

これが効率の良い銘柄監視法であります。

しかし、この方法によると、有名どころ、主力株の監視が手薄となります。

そこで、新値をつけた銘柄に目をつけると言うことになります。

新値

新高値、新安値をつけた銘柄は、たいてい、グイグイきています。

当方の感覚では、見逃してはならない筆頭です。

この新高値・新安値も、相場の上昇・下降にともない、バランスしています。

相場が中途半端なところにありますと、双方の銘柄が増え、監視の範囲が広くなりすぎることがあります。

目的はあくまで「きている」銘柄を探すことです。

となりますと、相場はグイグイ上がってくれるか、下がってくれる方がやり易い。

その方が的が絞り易くなる場合が多いのであります。

さらに、監視漏れの防止策としては、ストップ銘柄。

ストップ銘柄

ストップ高・ストップ安。

これら銘柄群のグイグイさ加減は、相場の両極端を極めるものでありあす。

張り付き状態になってしまいますと、なかなかに手掛けることは難しくなりますが、目を離してはなりません。

ストップを見逃して相場は成らず。

これは当方独自の相場格言であります。

ストップ張り付け後の値動きも、監視必須としています。

そして最後にIPOと低位。

IPO

当方、新規上場の日から当面の間は、監視必須銘柄群として、IPOを日々チェックしております。

IPOは昨日まで眠っていたのに、ある日突然、吹き上げる場合があります。

上場後半年くらいの銘柄でも、そういうことがあります。

ですから、ここは見逃せない分野であります。

実は当方、念には念を入れて、上場後2年くらいの銘柄は全て監視しております。

監視と言っても、急に動き出していないかの確認だけですが。

同様のセクターとしては、低位銘柄群があります。

低位

何をもって低位となすか。

当方、勝手に300円以下の銘柄をそう呼んでおります。

この低位株銘柄群も、ある日突然動意づく場合が少なくありません。

動意に理屈などないのであります。

ある時むくむくときて、気づいたらグイグイ来ている。

理由なき上昇。

この低位をもって、監視の漏れを失くす行為はやっと打ち止めとなります。

相場の監視は実にわずらわしい。

そして、おまけの大事なコンセプト。

わからなければ休んでおく

休むも相場、すなわち、わからないうちは手を出さぬが花であります。

一番まずいのは、中途半端な誘惑に負けること。

半端銘柄こそ、こちらの息の根を止めて来る場合が少なくありません。

これが休むも相場と言うものであります。

おいしい銘柄を残らず監視する方法

相場は網羅的にウォッチしなければなりません。

1銘柄を見逃したために、機会損失となることは多い。

なぜグイグイ来る、楽勝銘柄を見逃してしまうのか。

おいしい銘柄は残らず監視する必要があります。

視野の広さにおいて、誰にも負けないようにすることであります。

値動きを見逃さない

動意づいた銘柄は一つも逃さない。

監視下において、1銘柄も、です。

それが当方の切なる思い。

なぜなら、1銘柄で10倍取れるなどと言う、相場の暴挙。

これが日々起こり得るのであります。

例えば、低位株の場合。

1日に平気で2割、3割上がることがあります。

それどころではなく、50円の株が80円になる、すなわち6割上がるなんてことも。

これを逃がして、0.1%をこそぎ取るスキャルピングなど、愚の骨頂。

見逃しはトレーダーにとって、忌むべき行為に他なりません。

これを防ぐためには、低位株のみならず、直近IPO、新興株の急騰株など、各方面のフィルターから網羅的に捉える必要があります。

日々更新する銘柄群

売買高によるセレクト

当方が日々更新する銘柄は、売買高が上がっている銘柄群であります。

売買高に着目すれば、動意づいた銘柄を概ね捉えることができます。

実は、この売買高上昇銘柄群は、数にして結構多い。

手際よく拾う必要があります。

東証プライムの銘柄群については、売買高だけでセレクトしていくと多過ぎになる傾向があります。

プライムに関しては、新高値銘柄にスポットを当てる、など、別の絞り込みが必要であります。

爆下げ銘柄

なぜ爆下げに注目するのか?

その答えは、急に反発することがあるからです。

爆下げ銘柄については、東証プライムだけでも、日々数銘柄程度は出るものです。

相場が悪くなりますと、この数が増えてきます。

例えば、311の震災直後においては、とんでもない数の東証1部の銘柄がストップ安をつける事態となりました。

このような極端な日も

  • ストップ安
  • 新安値

などに着目して、日々登録銘柄を更新するすべが必要であります。

登録を固定している銘柄群

当方が固定的に登録している銘柄群の例は、以下。

主力大型50

主力の大型株は、相場の全体的な方向性を判断する際に使います。

方向感は、日経平均やダウ平均を見ているだけでは、今一つつかめません。

ある程度、個別を見る必要があるのです。

ただし、主力大型だけでも数はかなり多いですので、50程度に絞り込んでいます。

これより多く監視をしますと、当方の場合、一周して見て回るのに負担が感じられます。

短時間に一周できないからです。

IPO150

新規IPOが追加されるごとに、あらたに監視銘柄を増やしていきます。

IPO株は値上がりにおいて、もっともグイグイ来るセクターです。

当方の場合、新規上場後1~2年程度の銘柄は、全て監視することとしています。

その場合の数は、トータル150銘柄程度です。

低位300

低位株は局所的に上がる場合があり、その場合は最も値上がり率が高い。

平時は動かない銘柄がほとんどですが、動き出したら凄いのであります。

300円以下の銘柄を全て登録すると、その数は概ね300程度となります。

正直300は多いので、見るのが苦痛であります。

登録銘柄数

上記のように登録していきますと、トータルでは常時監視が600、その他に固定的に登録し、たまに見返す銘柄が800程度となります。

合計登録数にして概ね1400。

常時監視600

上述のグイグイ来そうな銘柄、この候補が合算して約600。

この程度なら、1日の中で何とか目を通せる範囲です。

その他800

登録だけしている、と言う感じで、あまり見返さない銘柄が800。

これらはセクター別に整理しています。

1年のうち1度も見返さないこともあります。

たまに思い出したように見直すと、いつの間にか上場廃止となって、空欄になっている銘柄があります。

目的はグイグイ上がる銘柄ですので、動かない銘柄をいくら監視しても意味がありません。

あくまで適度に監視すべしであります。

動く銘柄の数

日々相場を見ていますと、平時では、動く銘柄は概ね600程度です。

この程度を監視していれば、視野の広さにおいて、他の相場参加者に後れを取ることはないような。

ただし、311の震災時や、リーマンショックの大底でめちゃくちゃな相場の日などは、この限りではありません。

そんな日は、監視すべき銘柄の数が急増せざるを得ません。

より絞り込みを強化し、精選するなどの工夫が必要となります。

急騰相場のフィルター問題

急騰相場とは、今までとは打って変わって、上昇傾向が強まった状態を指します。

笑いが止まらない楽勝相場。

しかし、短期売買においては必ずしも楽勝とは言えません。

むしろ判断が難しくなってくる側面があります。

なぜそう思うのか?

トレードに加味すべきこと

全体相場の動きをトレードに加味すること。

全体相場と無関係にデイトレをし、上手く行っている人もいるかも知れません。

ですが、たいていの場合は、急騰相場・急落相場・平時のそれぞれにおいて、自分の設定したフィルターが必ずしも同じように効いてくれない。

そんなことが少なくないのです。

当方の例を具体的に申し上げましょう。

相場急変時の罠

全面高のような揺り戻し。

こんな日は東証プライムの銘柄群が軒並みギャップアップします。

正確に言えば、新興市場の銘柄も含め、極めて多数の銘柄群が値上がり傾向となります。

ただし、東証プライムの銘柄群は母数が大きい。

これがトレードに少なからず影響することとなります。

一言で言えば、値上がり上位に占める東証プライムの銘柄割合が増加します。

当然と言えば当然のこの現象、なかなかどうしてトレードに影響してきます。

相場全体の煽りを受け、上がる必要のない銘柄まで値上がりするからです。

この動きに誘われ、値動きの今一つ良くない銘柄にインしてしまうと、イグジットに苦しむことになります。

こんな日は意外にトレードが難しい。

動意づいた銘柄がわからない

相場が良くない時には、腰の入った買いが入らないと値は上がりません。

特に東証プライムの大型系銘柄では、ちょっとやそっとの買いでは動きはしません。

この場合、上がっている銘柄が正義となります。

上がっているということは、誰かがしっかり買っている。

こんなにわかりやすい話はありません。

ところが、全体相場が良い時、あるいは相場が良くはなかったとしても、一斉に急騰し始めた時。

あらゆる銘柄がわらわらと上がり始めます。

このため、どの銘柄がカッチリ・グイグイと動意づいているのかがわかりにくくなります。

一見良さそうに見えて、実は不透明な側面を持つ相場、これこそ厄介なしろものと言えます。

お宝銘柄が埋もれる

上昇銘柄が大量発生した日には、お宝銘柄、すなわち利益を出し易い銘柄がその陰に隠れてしまいます。

お宝銘柄はカメレオンのように保護色を身にまとっており、見つけ出すには一手間かかります。

手間をさぼって雑多な上昇株でデイトレードしようとすると、買い値からどうにもこうにも動かず、挙句にダラ下がりし、損切りが連発してしまうと言う訳です。

こんな日は東証プライムの銘柄群を視野から外し、新興市場に的を絞ると言うのも一つの方法でしょう。

もちろんその場合においても、普段上がらないような銘柄が上がっている状況には変わりありません。

これがこの急騰相場の難しさです。

12月と今年の結果

2022年12月の収支

2022年12月の結果はプラス。

月内、日次で7勝7敗ですが、トータルでは平均的な利益が出た月。

まずまずでした。

月初の数営業日で厚めの利益が出たのですが、あとはそこから削っていく展開。

マイ転するかな、と思ったんですが、1回バイーンに乗れて何とか逃げ。

まあこんなものでしょう。

2022年の年間収支

終えてみれば、年間損益はプラス、月次で9勝3敗。

負け月は1月・3月・4月で、大きくやられたのは1月。

1月はデイが原因で大やられし、結局、デイをやめました。

それ以外の月はまあまあ勝てたか、負けたとしても薄い損。

今年は難しくもなく、簡単でもなく、ごく平均的な相場だった印象。

日経平均の日足1年を見ても、ほぼボックス相場です。

ただ、デイは難しい。

難しいところで勝負するからやられるのだと思いました。

簡単なところだけを探して、そこで勝つ。

それしかありません。

今後の見込み

今後は岸田相場の下げが来そうですので、リバウンド狙いですかね。

あとは、インフレ相場が来て、意外にもグイグイ来る可能性、無きにしもあらず。

不動産が上がってしまえば、バブル的なアレになるんじゃないですかね。

遠くの戦争は買いってのもありますし。

ただ、近くの戦争はまずい。

そんなに悲観はしていませんが、戦争とか核とかの影響で、世の中がおかしくなってしまう可能性があります。

日本は地政学リスク高い場所ですから。

それさえクリアできれば、何とかなるんではないかと思います。

2023年は平凡で良いので、無難に行ってほしいところですなあ。

ノーポジで明日の大納会へ。