トヨタの株価と日経平均の長期チャート30年を比較|相場推移見えたぞ

この記事は約6分で読めます。

トヨタと言えば日本株の雄。

日経平均代表格の主力大型株。

頑強な値動きで相場を支えたとは言うものの。

日本経済と言えばバブル崩壊から凋落の一途をたどりました。

いかに有力な企業と言えども、相場には勝てません。

トヨタ株と日経平均をテーマに直近30年の日本株の値動きを追います。



日本経済の転換点とは

何事も比較検討をするには何らかの基準を決める必要があります。

90年代のバブル崩壊以降、日本経済は軟調な様相を呈し続けてきていますが、いくつかの転換期を経て現在に至っています。

基準となる時期を決めるため、転換期はいつだったのか、時代の節目は何年だったのか、振り返りましょう。

日経平均株価の摩天楼

まずバブルの崩壊ですが、日経平均株価で言えば1989年の冬にチャートが摩天楼の頂点を極め、その後、急落するに至ります。

この日経平均のチャートが頂点で崩れ始めて以降、数年間はまだまだ大丈夫、日本経済は強いと言う意見が大勢でした。

当時、まだインターネットで株を買うと言うことは不可能(インターネットは存在していない)で、株をやるなら証券会社に電話をして売買する時代でした。

株にハマった人は証券会社の店頭まで出向いて売買する人もいた時代。

株をやっている人自体が今よりも少なく、お金持ちの人が多かったです。

信用取引の口座を開くには、今より条件が厳しく、株の口座に2000万円入っていないと出来ないと言う話を聞きました。

(正確な額は失念しましたが…。)

それで、バブル崩壊を直撃して大損した人と言うのは、たいてい大きな運用資金を張っていたがために、損失額も大きくなった訳です。

日本経済を語る白髪の長老

この1989年以降に大損失を抱えた株式投資家は、事態の酷さに比較的すぐに気づいたかも知れません。

しかし、一般人はそうではない人がほとんどでした。

バブル崩壊の影響がここまで(2018年でもまだ残るくらい?)長期に渡ると考える人はいませんでした。

実際の話、あるインテリ経済人、旧制高校を出たと言う白髪の長老はこう言っていました。

「こんな状況が何年も続くと、日本経済はぶっ倒れてしまいますからね。

そのうち景気は良くなるんですよ。」と。

確かにその方は私にそう言いました。

それが1993年だったと思います。

その後、余裕で「こんな状況」は続いていましたし、さらにそれより悪くなりました。

そして、それでも辛うじてなのか、日本経済は「ぶったおれて」いません。

ここか?日本経済低迷の元凶は…

悪い状況に輪をかけたのは、アジア通貨危機に端を発した1998年の景気低迷期です。

景気の悪さ、株価の低迷も手伝ってか、むやみやたらな緊縮財政的な路線が進んで、ちょっと政策の手落ち感が否めなかった時期だったと思います。

当時、天下の証券会社だった山一証券もつぶれました。

いくつかの銀行もつぶれましたので、あの状況は酷すぎたと思います。

ですから、今後(2018年以降)も金融機関がどうにもまずくなったら、その時がとんでもない相場の入り口です。

この1998年は日本経済に重いダメージを与えた起点となった年だと思います。

失われた20年が始まりました。

20年とはオブラートに包んだ言い方です。

バブル崩壊から数えたら、失われた30年になりますから。

そこで、1998年を起点とし、日経平均株価と輸出産業の代表、トヨタ自動車のチャートを比較して見ることにしました。

概略図は下記となります。

日経平均株価と7203トヨタ自動車

日経平均株価とトヨタ自動車の20年間のチャート比較

日経平均株価とトヨタ自動車の20年間のチャート比較

手書きですので、若干不正確な面がある点はご容赦ください。

パッと見ると、常に日経平均よりトヨタ株が上方にあり、日経平均は指数だけに値動きは小さい印象。

トヨタ株と日経平均のチャートの差が詰まったところでトヨタ株を買い、離れたところで売れば儲かりそうです。

(責任は持ちません…。)

気の利いた人なら、日経レバETFとトヨタ株での両建て戦略とか、やってそうですね。

トヨタは世界中で自動車を売っている輸出型企業の代表格ですので、日経平均よりも世界の経済動向の影響を敏感に受けています。

下がる時には日経平均より急角度ですから、そこはコワいです。

リーマンショック、そして震災、その壊滅的な影響

記憶ですと、2008~2011年頃はトヨタ株は2000円台、一単元20万円で買える株価になるまで安くなりましたが、この時期、他の銘柄はもっと壊滅的に下がっていました。

リーマンショックから3年おいて震災でしたから、戻りそうになった株も全然戻りませんでした。

戻ったかなあと思った瞬間に、震災で暴落。

震災の前まではリーマンショックの戻りで、もう少し上がりそうな雰囲気がありましたので…。

今思えばあの時期に出来るだけたくさんの株を買って、そのまま放置しておけば良かった訳です。

リーマンショックと震災のダブルで株価が低迷していましたから。

ところが、株が低迷している時期はあまりそういう気になれないものです。

株がどうとかのレベルではなく、東北地方の被害や原発の問題で、本当に胃が痛くなる日々でした。

30年単位の日本株をどう見るか

2012年の後半からやっと上昇相場に入り、相場に活況が戻ったかに思えましたが、最近はどうでしょうか。

こうして長期のチャート、日経平均とトヨタ株を振返ると、このまま上昇相場が続くような気がしないでもありません。

なぜかと言うと、90年バブル崩壊以降、30年以上相場の上下動はあったと言うものの、結局のところ日本株は軟調続きであったからです。

ITバブル、小泉郵政相場、アベノミクスとかなりの上昇相場があったように感じますが、30年単位では底から少し上がっただけ。

日経平均は鍋底から脱出できていません。

もう一回、アベノミクスくらいの上昇相場が来て、日経平均が3万円を回復したら、やっと失われた20年と言う言葉が過去のものになるのではないでしょうか。

そうなったら、またバブル期のように多少は世の中が浮かれるかも知れませんが、皆の顔色が良くなると思います。

30年間株価が横ばいと言うのもおかしな話です。

通常の国であれば、ゆるやかに上昇している筈ですから。

そう考えつつ、本日の夏枯れ相場、トレードなしの一日を追えました。

往年のバブル期のレベルは無理でも、日本経済の復活がもう少しあっても不思議ではない、そう思うのは私だけでしょうか。


広告

本日のトレード結果

【デイ新規建代金合計】(買建)なし
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)なし
(売建)なし
【デイ損益合計】なし
【持越決済】なし
【本日のトータル結果】なし
【今月の損益】+2.6万円
【持越ポジション】新規買建4銘柄(東証1部)
【含み益】+0.2万円
【225オプション】ポジションなし


広告