短期筋のおかげで損をしたは嘘である理由をエントロピー相場論に見る

この記事は約5分で読めます。

株の短期売買も気体の分子運動も、世の現象はエントロピーが支配します。

しかし科学史上の偉人ですらそれらを解明するには至っていません。

ミクロの分子運動を解析しエネルギーの状態を把握する努力。

相場において、歩み値を追い利益を生み出す短期筋も、目的とする所は似通っています。

スポンサーリンク

値動きのエントロピー

値動きのエントロピー、ご存じですか?

相場で儲けようとする場合、何も努力せずに儲かり続けることはできません。

普通にやっていたら大損するのが相場の常。

「何もせずに勝手に儲かり続けてしまい、どうやっても損することができない、ワロタ!」

そんな状態はこの世にあり得ないとするのが、エントロピー増大の法則です。

「甘い夢を追い求めてはいけない。」

そういった注意喚起を、科学史が教えてくれている訳です。

エントロピーとは

エントロピーとはある種の量を意味します。

問題なのは、目で見ることができない量であると言うこと。

相場の表面的な様子を見て、エントロピーを測定することはできません。

相場の「熱」のようなもの。

熱は目に見えません。

そして、熱は必ず一定方向に伝わっていきます。

熱いほうから冷たいほうへ。

後戻りはしません。

これが相場の不可逆性。

値動きを平準化するデイトレーダー

もちろん相場においては、ある種の条件を満たしさえすれば、限定的に「ワロタ!」的な状態に持っていける場合も存在します。

エントロピー増大の法則が、一時的に無視されているかのごとく…。

そのタイミングを見計らってインし、幾ばくかの利益をはぎ取るのが超短期売買。

デイトレーダーは知らずのうちに、自然法則の誤謬性(ごびゅうせい)に入り込もうとします。

デイトレーダーは値動きを小さくする

安く買って高く売る、それが株で儲ける唯一の方法。

これを否定できる者は1人もいません。

高く買って、さらに高く売る場合もあるからそれは違う?

その場合、高い場所で買いを入れている時点で、値上がりを見越しています。

安いと思って買っているのと同じです。

「高く買う」デイトレーダーも、結局のところ「安く買って高く売る」普遍的な手法に乗っ取ってトレードしています。

スポンサーリンク

値動きの高低差

買いで値が上がり売りで値が下がる図
「買えば値が上がり、売れば値が下がる」、それが値動きです。

「短期筋のおかげでとんでもない値動きになった。」

それは全くの嘘で、短期筋が増えれば増える程、値動きは真っ平に…。

理屈から言えば、そういうことになります。

デイトレのフィフティー・フィフティー

そもそもが、1人の短期筋の1回のトレードにおいて、買いのパワーに対し売りのパワーは等価。

短期筋の定義は、短期で買い、短期で売ると言うことです。

買ったら値上がり、売ったら値下がり。

それが値動きの真実。

買いっぱなしで売らない(=長期投資)ならともかく、値動きの上下動への寄与は短期筋の場合、フィフティー・フィフティー。

デイトレーダーが増えれば増えるほど、自分たちの買いで値が上がり、自分たちの売りで値が下がります。

これでは値動きが膠着してしまい、儲けることなどできません。

そう考えると、短期筋が減ってくれたほうが、短期筋自身のチャンスは増えることになります。

非情な相場の原因を短期売買に押しつける?

こう言いたくなる場面もたまにあります。

「相場が悪いのは短期筋のせい。」

「デイトレーダーのおかげで損をした。」

そしてこれは、言っている意図とは逆の意味で真実です。

デイトレーダーだらけになったなら、短期的な値動きの高低差は平準化され、中長期投資でしか儲けられなくなります。

つまり、株式投資の本分である中長期投資の独壇場。

短期筋が増えすぎたら、そのおかげで短期筋自身が儲からなくなる、その意味ではまさに短期筋のせい。

彼らのおかげで本来あるべき姿、投資の王道に戻る、それが相場の偽らざる実情であるかも知れません。

スポンサーリンク

真実は相場が知っている

エントロピー増大の法則に立ち返って言えば、実は現状、相場のエントロピーは誰にも見定めることができません。

ある人の意図に反し、全く正反対の値動きが簡単に起こり得る、それが相場の摩訶不思議。

値動きを解析し、相場のエントロピーを解明すること。

それが相場に勝つと言うことです。

科学史上の偉人たちを悩ませ続けて来たエントロピー問題。

今ふたたび株式投資と言うマーケットで、このエントロピーの悪魔に押しつぶされそうになっている、それがデイトレーダーなのかも知れません。

2月25日のトレード結果

少しずつデイトレードで勝てる確信が出てきながらも、チャンスがなかなかつかめません。

毎日狭い値幅で微妙に上がり続ける日経平均。

そろそろドカンと下がってもらったほうが、短期目線ではやり易くなります。

思いのほか、下がらない相場です。

年初には相場が悪くなる予想をする人が多かったですが、毎回こんなものです。

見込みなんて立ちやしません。

当面チマチマとデイトレで相場について行こうと思います。

【デイトレード売買銘柄】
(買建)8105堀田丸正
(売建)なし

デイトレード新規建売買代金(買建)27万円
デイトレード新規建売買代金(売建)なし
デイトレード損益+0.2万円
スイングトレード損益+0.4万円
本日のトータル結果+0.6万円
今月の損益+3.1万円
持越ポジション(新規買建)なし
持越ポジション(新規売建)なし
含み益なし
225オプションなし