新高値とは、高値更新に次ぐ更新。
強い銘柄の筆頭であります。
にも関わらず、なぜ、ここで勝負できないのか?
その理由は、高所恐怖症であります。
すなわち、ビルの屋上に渡された綱、ここで綱渡りができるか?
この恐怖により、新高値をやりすごす人は多い。
みすみすチャンスを逃がしながら。
まずは、恐怖に慣れる必要あり。
当方の新高値を制する心意気、それは、以下のようなものであります。
最強は高値にあり
高値は更新されるから、新高値なのであります。
更新された高値がさらに更新される可能性。
ここについていくのが新高値狙いであります。
手法とは、次々と繰り出されるであろう陽線についていくこと。
チャートを振り返れば、新高値銘柄の強さは明らかです。
高値を買い、さらに上で売る。
たったこれだけのことなのに、なぜ実行できないのでしょうか。
その理由は、
最強=最恐
と言う等式であります。
なぜ恐怖なのか?
慣れが足りないのであります。
最恐も高値にあり
すっ高値で綱渡りをすれば、一瞬のミスが命取りとなります。
落ちたら終い。
陽線が連続することがわかっていながら、この恐怖のために、手が出ないのであります。
そして、正常な手続きが取れなくなります。
みずから奈落の底に吸い込まれていく相場の民よ。
相場格言、飛んで火にいるイナゴかな。
はっきり言いましょう。
高値で含み損となり、ナンピンして値上がりを待つなど、愚の骨頂。
なぜなら、高値においては下り最速。
これにまず慣れなくてはなりません。
綱から落ちてはならない
では、どうすれば損小利大を保ちつつ、最強の値動きを頂くことができるのでしょうか。
その答えは、防御しながら攻めると言うことであります。
すっ高値の天井で、どうしたら防御ができるのか。
陰線につきあわないことであります。
陰線につきあったら最後、下り最速の憂き目にあう可能性は格段に上がります。
格段に上がるどころか退場もあるよ。
下り最速とは相場用語で、含み損が急増し、なすすべがなくなることを意味します。
ひとたびビルの屋上で綱から落ちれば、誰も止められません。
これが下り最速です。
新高値においては、決して綱から落ちてはならない、と言うことです。
防御しながら攻める
当方、特に新高値銘柄群においては、含み損は負け、この言葉を自戒として反芻しております。
なぜ含み損になるかと言えば、それはインのタイミングにおいて、ほぼ間違えているからと言ってよろしい。
最強たるゆえんの新高値、陽線連続常套の新高値において、すでに陰線に取っ捕まっている。
十中八九陽線であるべき新高値のチャートにおいて、初めから裏切られるなど、論外であります。
すなわち、陰線は即降り。
即断即決、待つのは御法度。
これができて初めて、防御しながら攻めることができることになるのであります。
では、陽線だらけの足に飛び込む方法とは?
ピンポイント・インの方法とは?
下り最速株の避け方
「あららー、下がった、一直線だ」
下り最速銘柄のお尻を追っかけて、ただ茫然と眺める。
これではらちがあきません。
なぜ下り最速株に取っ捕まってしまったのか?
その答えは、さらなる高値更新をする銘柄に乗れていないからです。
相場が天井から急落、この時、たいていのスッ高値は下り最速となります。
まあぶっこきますわな。
ぶっこくとは、大損すること。
普通にやっていては下り最速株に取っ捕まり、一直線にやられます。
ここでぶっこかない方法はただ一つ。
皆が下り最速で喘いでいる中、自分だけ高値更新銘柄に乗ること。
相場がどうなろうと、持ち株が上がっているのなら損はしない。
下り最速を避ける方法はそれしかありません。
そういう銘柄はありますか?
ないですか?
高値更新銘柄の探し方
高値更新銘柄の探し方、それは難しくはありません。
皆が下り最速で悲鳴を上げている中、上げ続ける銘柄をピックアップすれば良いのであります。
その銘柄をあらかじめ読めなかったのか?
これを逐一確認していくのであります。
当方、常に年間を通し、その作業を続けています。
この銘柄をキャッチさえできれば、皆が棒下げに取っ捕まっている間も余裕をかますことができるのであるからして。
少なくとも、多少の損で降りることができるのであります。
問題は、高値更新銘柄が探せないのではなく、それをあらかじめ読めなかったと言うことです。
本日も上がり続けた株はありました。
わらわらとたくさん現出していたのです。
なぜその銘柄を買えず、下り最速の方をつかんでしまったのか?
相場聖杯とはこの研究であります。
勝利はデータにあり
陽線だらけの足はデータから拾うしかありません。
連続陽線の出現比率を計測するのであります。
特に、相場が少しでも悪くなってきますと、新高値の銘柄は途端に少なくなります。
とするならば、こんな時こそデータを拾うチャンス。
なぜなら、強い銘柄はすでに絞り込まれている。
少々弱い銘柄は、とっくの昔にこうべを垂れているのであります。
そして、相場に逆らい、グイグイ来る銘柄を観察する。
新高値を制するための鍵は、こうべを垂れた相場に落ちているのであります。
そして、データの整理をし、聖杯が手に入ってから、相場に挑む必要があります。
新高値の攻略は、それだけであります。
くれぐれも聖杯なしに、新高値に突っ込んでいかぬよう。
まずは一呼吸、目を慣らしましょう、下り最速に。
当方の相場格言によりますと、新高値を制さずして相場は成らず。
この相場、目を凝らして研究する余地ありと言うことであります。
さて、本日の結果はスイング勝ち。
思いのほか持ち株は上がらず。
ヘタをすれば損失となるところでした。
あぶないあぶない。
もうこんな生活いやや。
マジで退場するかも知れない、そんな気持ち。
つれーつれー。
とか言っていたら思わず手が出てアレな新興株買い持ち。
玉はそこそこ厚い。
だいじょぶなんかコレ。