デイトレ資金30万リバウンド狙い

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資金管理法

当方の資金管理方法は主に、次の3点によります。

  • イケてるやつ
  • あかんやつ
  • それ以外

これら3点について、銘柄を見極め、資金を振り分けるのであります。

すなわち、

  • イケてるやつには全力で
  • あかんやつには少額投資
  • それ以外の銘柄群はやらない

これらが当方の資金管理方法であります。

イケてるやつ

概要

相場も人間もかなりの面で似通っています。

その心は、イケてるやつが世の中を牛耳っているのであります。

例えば、仮に、100万円を誰かに渡し、買い物を頼む場合。

イケてない者に頼むことはできるでしょうか。

チャキチャキと手際よく、スムーズに事を運んでくれそうな人、すなわちイケているやつ。

彼にしか頼めない。

すなわち、イケてるやつとは、仕事ができる者を指すのであります。

当方の用語ではこれを、イケてるヤツ至上主義、と呼びます。

弱点

しかし、いくらイケてるやつであろうとも、何でもかんでも彼に資金を任せておく訳にはいきません。

なぜなら、イケてるやつはたいてい、調子をこいているものだからです。

イケメン、モテモテ、仕事ができる、そんなヤカラにいつも任せておくとどうなるか?

ある時は良からぬ企み、ある時はドロンの雲隠れ、またある時はチマチマと着服されるなど。

イケてるやつ常勝、しかるに、イケてるやつが常に正義かと言えば、そんなことは全くありません。

彼は目先が利くだけに、油断をすると、コロッと裏をかいてくることがあります。

油断大敵、火がボーボー。

昨今の特捜にマークされている筋なども、おそらくはその類いであります。

すなわち、調子をぶっこいている筋、と言うことであります。

いつ入るか

ですから、当方、年がら年中、このイケてるやつに資金を任せることはありえない。

イケてるやつがホントの本当に、この時ばかりは絶対イケる。

これを逃がしたら、大当たりの大爆上げの、イタダキ大チャンス、これがお流れになってしまう。

しかるに今回、絶対に勝負すべきだ、と。

そういう時だけ、全力で仕掛けるのであります。

イケてるやつの正体

たいていの場合、グイグイ上がり、出来高もフルパワー。

では、このグイグイ上昇・出来高漸増銘柄なら何でもOKなのか?

残念ながら、そんなことはありません。

そのグイグイ銘柄のうち、もっともイケる。

もっとも値幅が取れ、着実に勝てそうな銘柄。

それがイケてるやつの正体であります。

イケてるやつが正体を表したと判断した時には、資金全力。

資金配分

全力とは、当方の場合、トレード資金の100%をイケてるやつにぶち込むことを意味します。

レバはかけません。

なぜなら、当方、このイケてる銘柄を全信頼はしていないのであります。

イケてるやつをレバ買いしてはならない。

これも当方の相場のモットーです。

レバなしの全力勝負、これがイケてるやつに対処するための資金配分であります。

分散必須

1銘柄だけのイケてるやつに全振りしてしまうと、外した時に痛い目を負います。

何せ、やつは目先が利くので、裏切る時はこっちを思い切りぶっこかせてくれます。

全部乗っ取られた上に命を取られる、なんてことも無きにしもあらず。

ですから、銘柄のセレクトは、できるだけ分散できるよう、最低でも3銘柄程度のイケてるやつに資金を分散。

イケてるやつ1人だけに目をかけていてはダメなのです。

この世に性善説・性悪説なんてものは存在しません。

そんなものは、あっちの国の屁理屈です。

現実においては、屁理屈は一切役立たないのです。

複雑系の事象を2類型に当てはめ、かたくなに説明しようとするなど、まことに非科学の極みであります。

ですから、あっちもこっちも見張っては、候補を立てておく。

これが相場の現実論。

すなわち、レバレッジをかけるなら、そういうふうにやるべきであります。

出現頻度

経験則上、イケてるやつは月に2回程度は出現します。

もちろん相場が良ければもっと増え、悪ければ月1回以下に減る、すなわち全然あかん、と言うこともあります。

しかし、イケてるやつに全力した時の上がりは大きいので、この程度でも十分であります。

当方、ここでガッツリいただくことによって、生き長らえることができていると言えます。

そして、この真逆と言う訳ではありませんが、別次元の危険性を誇る稼ぎ頭。

それが次にご紹介する、あかんやつ類型、と言うことになります。

あかんやつ

概要

「あかんやつキタ」

言わずと知れた相場の御用達用語であります。

あかんやつは相場のそこかしこに存在します。

何があかんのか?

直言するならば、財務情報であります。

財務情報とは何か?

当方の場合、

  • 自己資本比率
  • 利益剰余金
  • 有利子負債

を重視します。

この3つがあかんかったら、それはまず、あかんやつに違いありません。

どういうことか?

あかん財務の例

自己資本比率

自己資本比率が30%を割っていたら、当方の場合、あかんやつ認定の第一候補となります。

しかし、あかんやつはそんな程度で留まるところを知りません。

利益剰余金

自己資本比率30%を割った上に、利益剰余金がマイナス。

赤字やんけ。

これであかんやつの資格の3分の2を満たします。

さらに次が来れば、ほぼ本決まり。

有利子負債

自己資本比率と利益剰余金がダメ、その次に有利子負債がドカン。

これで間違いなく、あかんやつが認定されます。

有利子負債が自己資本を越えている、あるいは、総資産を凌駕している。

そんな例も相場にはいくらでもあふれています。

キャッシュフロー

まあ上記3点を満たせば、あかんやつ確定。

一応キャッシュフローも見ますが、たいていは目も当てられませんな。

営業キャッシュフロー、投資キャッシュフロー、財務キャッシュフロー、そして現金。

まあ、見るまでもないけれども、一応は見ておく。

期待通りがほとんどですが。

出現頻度

あかんやつの出現頻度?

ア●なことを聞いてはいけません。

はっきり言いましょう。

あかんやつは相場に常駐していると言ってよろしい。

いつでもどこでも。

しかるに、それを探す必要なんざ、ありません。

雑草のように、そこいらじゅうに蔓延っているのですから。

買いの理由

なぜあかんやつなのか?

これも他のページで述べたことがあります。

あかんやつはその実、とんでもない上昇を見せてくれることがあるのであります。

皆がみな、あかんやつなど見向きもしない。

だから株価は下がり切っている。

それだけではありません。

空売りもしっかり仕掛けられていることが多い。

これが急上昇の起爆剤となります。

空売りができない銘柄については、その分、さらに下方へと落ち込んでいます。

すなわち、皆に見捨てられたあかんやつは、相場の底を這っているからこそ、あるとき空を飛び、相場を舞う。

この現象に乗ることはできやしまいか?

相場の裏街道

もちろん、あかんやつはその名の通り、普段は見る影もありません。

相場の裏街道にひっそりたたずんでいます。

値動きなどあったものではありません。

しかし、年に1回か2回、いきなり火を噴くことがあるのであります。

これが現実社会と相場の違いです。

現実社会では、あかんやつの評価は著しく低く、急上昇を期待することは難しい。

なぜなのか?

現実社会のあかんやつには、空売りが仕込まれていないのであります。

しかし、相場は違います。

「こいつはあかん」との目測のもと、さらなる下落にベットする方法、それが空売り。

空売りはさらなる下押し効果を生むこともありますが、一転逆回転した際、どうなるか?

あかんやつの急上昇ぶっ飛び噴火上げ。

その勢いは、イケてるやつの比ではないのであります。

はっきり言いましょう。

相場において、この上げに乗れた時には、ワープ現象が発生します。

それもこれも、空売りを仕込みまくる売り豚がいるからこそなのであります。

資金配分

あかんやつへの資金配分は、当方の場合、トレード資金の5分の1~6分の1。

場合によっては、それ以下の時もあります。

しかし、チャンスを精選すれば、それでも十分にインする価値があるものです。

資金の割り振りが小さくとも、それを補って余りあるぶち上げが期待できます。

だからこそ、当方、あかんやつのトレードを続けていると言えましょう。

それ以外

イケてるやつ、あかんやつ、この2者以外の銘柄は、当方の場合、ほとんど期待しているところのものではありません。

イケておらず、あかんやつでもない、これは相場においては、個性のない、値動きの小さい銘柄群です。

短期トレードにはあまり向かないと考えています。

それでも、全体相場がグイグイ来ている時には手を出す場合があります。

しかし、経験則上、あまり精度は良くなく、利益も薄い。

相場が下げれば、それに応じてこれらの銘柄も下がることが多い。

このため、実は日経平均の上下を当てているだけなのでは?

そんな思いも強い。

これに対し、イケてるやつ・あかんやつは相場に逆行して上がります。

それ以外の銘柄では、相場に上手く乗ると言う、少々難しい手筋が求められるところであります。

順張りか逆張りか

順張り

順張りにおけるイン・アウトのポイント
順張りにおいては、買いの場合、図のように株価が上がる局面で買い。

さらに上で降りる、

いわゆる上で買って上で売る方法。

しかしこの手法、買った途端に真っ逆さまの恐怖。

上昇局面だけに、いったん下がり始めると一直線。

買いを入れた途端、含みマイナス5%なんてことも。

逆張り

逆張りにおけるイン・アウトのポイント
このあたりでリバウンドするのではないか?

そんな当たりをつけてインする方法。

このやり方、実は、いつ反転するのかがわかりません。

反転しないままもあるよ。

ひたすら含み損で耐えることも。

順張り・逆張りどっち?

どっちもどっち。

そもそもが順か逆かの判断は、時間軸によって変わります。

日足単位では順張りだが、分足単位では逆張りになっている、なんてことも。

順方向・逆方向と言う見方は、基準によって変わります。

すなわち、リバウンド狙いか、トレンドフォローか。

この論に意味はないのであります。

ただ買うべきところで買えば良し。

何パーセントで利益確定?

1回のトレードで2パーセント程度利益が得られれば成功。

もちろん利は伸ばせば伸ばすほどよろしい。

ですが、それ以上、伸ばせることは多くはありません。

利を伸ばそうとして、損切りになることも。

含み益が逆戻りしてしまったら、微益でも利食い。

挙句に全く利が乗らずに損切りと言うことも多い。

何パーセントで損切り?

10%もやられると追証が発生する場合があります。

完全アウトです。

それより前に降りなくては。

マイナス5%を食らう前に降りる、これは基本なのではないか?

もちろんトレード手法は人によりいろいろあります。

一概には言えません。

買い値まで何度も戻ってきてくれれば、同値降りがしやすい。

全て同値降り。

これがトレーダーの目指すところです。

インのタイミング

同値で降りたいのなら、同値まで戻ってきてくれる銘柄にインしなければなりません。

探し方

分足でトレードするのであれば、これはと思う分足チャート画像を保存していきます。

毎日画像を残していきますと、1カ月としないうちに大量の分足チャートがデータとして残ります。

とりあえずは、それを何百枚か集めておきます。

それで、後から見直して、「ここでインすれば良かったのではないか?」と言うポイントを抜き出していきます。

作業と分析。

なぜそのタイミングでインすべきだったか?

数値データに置き換えられないか?

エクセルの表などに記録します。

データの集計方法

データはみるみるうちにたまります。

見返すのも面倒なくらいに。

多量のチャートを見なおしていると、

「あれ?コレさっき見ていたやつじゃ?」

と言うふうに混乱してきます。

人間の目視と記憶は、あてになりません。

昨日会った知り合いの服装、思い出せますか?

メモに残しておかなければ思い出せない。

大事なのは文字による記録。

画像データをそのまま記憶しようとしても、無駄手間となることが少なくありません。


さて、本日の結果は、スイング負け。

耐えていればプラ転。

しかし、当方、耐えない主義であるからして。

含み損、最速損切りにて終了。

今月、営業日ベースでは、3勝2敗。

すなわち、5営業日しかトレードしていません。

このうち2勝で勝ち幅を確保しましたので、トータル勝ち。

月ベース、勝ち平均額をキープ。

十分です。

しかし、もうちょっとアレしてほしい。

思わず手が出て、アレな株を買い。

昨日比、さらに勝負っぽい感じ。