綱引き理論

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常に新手法を考えている。

そんな休日中、綱引きをトレードに応用することを思いつき。

その力学的挙動とは。

ある瞬間、強力な値動きが発生する筈であると。

拮抗した力においては、押しつ戻つ、値は動かない。

拮抗が崩れた時、一方向に動き始めるのであります。

バランスにおいて、大差がつく時。

勢い余ってスッタカター、と。

その時こそインし、根こそぎ値幅をもぎ取る瞬間が来るのであります。

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力の拮抗

綱引きにおいては、力が拮抗すると膠着状態となります。

膠着状態においては、大きな動きは発生しません。

トレードにおいては、1ティックも取らせてくれない値動き、それが拮抗状態であります。

実際、出来高が相当高まっているのに、1ティックも利確できない銘柄は存在します。

買った途端、不思議なくらい、動かない。

板も厚く、順番待ちの時間が長すぎるのであります。

同値まではあるのですが、たった1ティックすらテコでも上がってくれない。

何度も入り直し、どんどんやられてしまいます。

出来高モリモリ、これだけ買いが入ればグイグイ上げるだろう。

そう思わせておいて、実情はまったくそうはならない、なんてことが良くあります。

そして、気づけばじりじり値は下げ、あっと言う間に含み損。

やってられんわ。

ダメトレードの典型であります。

そうではなく、力の拮抗が一気に崩れ、綱引きの綱が一方向にすっ飛んでいく瞬間。

チャンスはそこにあり。

拮抗が崩れる瞬間をどう捉えれば良いのでしょうか。

拮抗が崩れる時

まず前提として、大きな力と力の拮抗。

ある程度のワンショットを入れるためには、子供のケンカに首を突っ込んでも話になりません。

そうではなくて、相撲取りと相撲取りが引っ張り合う状況。

そこに運動方程式を立てる。

そして、どこかでバランスが崩れなければなりません。

でなければ、綱引きの綱は動きやしないのであります。

バランスはいつ崩れるのでしょうか。

それを読む必要があります。

大きな力の差が突如として発生するその瞬間、綱はグイグイと動くのです。

バランスの崩れ

トレードにおいて、一体どこでこの状態が発生しうるのか。

それを目を皿のようにして探す。

当方の着眼点は、いくつかあります。

主力株においては、ガンガンと大口が入って来る瞬間。

大口さんのバランスの崩れを狙うのであります。

先物とのあれ。

しかし、小型株では、そもそも大口さん自体が少ない。

個人同士でやり合っている場合も少なくないのであります。

個人と言えども、最近は玉がでかいですが。

小型株では、大口さんの入りを狙うより、元々バランスが崩れているところにインすれば良いのではないか。

すなわち、日足チャートの崩れを狙いたい。

バランスの崩れにおいて、大型株と小型株では違うのであると。

そんな結論であります。

さて、本日のトレードですが。

デイ勝ち、スイングなし。

新年初日、新手法、とりあえず成功。

今回、年末年始にエクセルデータと格闘。

一応の結論を得ましたが、まだ効果のほどは不明。

とりあえず自前理論の有効性やいかに。

損切りもありましたが。

値幅が取れたのはIPO株の素っ高値。

イケるかなこれ。

1枚、100株で+3万円。

やっぱり値幅取れなければあきまへんな。

主力株の手法もインしていれば勝ち。

(インしてない。)

とりあえず幸先良いところで、前場早めに撤収。

明日もイクで、と。

ずっとエクセルの表、にらめっこしてると、頭おかしくなる感じなんですが。

アレな株あちこち持ち越し。