感想
デイやってて思うけど、スキャで3分足見てるとか5分足見てるとか言ってるの、まあ嘘って言うか。
そんなんでは勝てないよね。
まあ人の自由と言えばそれまでだし、好みはいろいろあると言う反論もあるだろうけども。
しかし、当方には全く信じられない。
時間軸の妥当性
スキャで1分足見てると、最初の50秒間は陽線だけど、最後の10秒でいきなり大陰線に変わっちゃうとか、そんなのしょっちゅうある。
そんなわけで、3分足とか5分足だと、7回も10回も勝負がついた後にやっと足が完成するようなことになりかねない。
つまりスキャのために3分足や5分足を見てる意味がほとんどない。
それだったら1時間足とか日足を参考に板だけ見てスキャっても、そんなに変わらないんで。
どんな足がスキャに最適か
正直時間足については、1分足と言う短さでは全く足りなくて、10秒足とか20秒足作ってほしいくらい。
じゃあ、もっと短いティック足を見ればいいのかと言うと、それじゃかえってチャート見ずにスキャるのと変わらなくなる。
なぜなら、特に寄り付き直後の時間帯だとティック足は単なる粒子の集合体になっちゃうんで、ドットがたくさんありすぎて位置がわかりにくい。
慌ててると、ヘタすると全然わかりにくいですよ、ほんとに。
しかし、板だけ見てスキャるのでないのであれば、つまりチャートを一応見るスキャなのであれば、3分足とか5分足ではほとんど意味がない。
というわけで、結果として1分足に落ち着くことになる。
やり易い時間足に落ち着く
時間軸が短ければ短いほど、試行回数は増える、これはみな同意するでしょう。
増えざるをえない。
たとえば、車の運転で言えば、都心の込み合った道で街乗りばかりしていれば、オートマ車が楽だと言う結論に落ち着く。
スピードは出せないのに、ブレーキ・加速の回数が多くなるからです。
それを、いや、オレはマニュアル車だ。
渋滞ばっかりしててもシフトチェンジしながらクラッチ踏みながら、足を突っ張って運転するのがいい。
なんて言い張るのは良いけれど、そんな筈ないわけ。
やればやるほどそういう結論に落ち着く。
スキャで言えば、数えきれないくらいトレードを反復するわけだから、結局行きつくところに行きついちゃう。
普通は、やりやすい時間足を選ぶようになるっしょって話。
それでも3分足とか5分足を見るって言うなら、それは車で言えば、「渋滞ばっかりの都心の街乗りで、マニュアル車でタコメーター見て運転してます、そっちのほうが都合良いんで」などと言い張るのと同じくらい、アレな主張になる。
別にマニュアル車を否定するわけじゃないんだけども。
まあ、片意地張らないで、オートマ車に変えて、タコメーターじゃなくて外をよく見ろよって話になるのが普通でしょう。
と言うわけで、スキャに必要なのは10秒足、20秒足であって、3分足、5分足ではないね、確実に。
当方の場合は、10秒足、20秒足がないので、仕方ないので1分足を使ってる。
そういうこと。
デイトレしやすい分足とは
買いから入る場合の超短期売買について、まとめますと。
デイトレードしやすい分足はどんなもの?
- 買ったらすぐ気配が上がる
- 板が薄く出来高が大きい
- デイトレしやすい値動き
- 1分足・3分足・5分足のどれを見る?
- 値動きのある銘柄をどう探す?
買ったらすぐ気配が上がる
当然過ぎる結論。
買ってすぐ上がる株ほど簡単に利益が出るものはありません。
株をやる全ての人の理想です。
しかし、そんな銘柄、あらかじめ察知できる筈もなし。
せめてそこに近づけるような努力。
その第一歩として、板が薄く出来高が大きい銘柄を探すのも一法。
板が薄く出来高が大きい
簡単に値上がりしそうな銘柄とは?
板薄い | 板厚い | |
出来高小 | やや不適 | 不適 |
出来高大 | 最適 | そこそこ |
当方の考える銘柄候補の分類表です。
「ちょ、ちょっと待った!」
簡単に値上がりしそうな銘柄は、簡単に値下がりもしそう。
この感覚、大事。
デイトレしやすい値動き
デイトレしやすい値動き
一見、値が動いておらず、ジリ上げ的な5分足チャートだとしても、チャート1本(5分間)の中で激しい上下動があれば、それはデイトレードし易い銘柄と言えます。
結局のところ、値動きの中で高安の差を取る、それが相場です。
デイトレしにくい値動き
値動きの中で価格差を取るのが相場。
だとするなら、値動きのないままジリジリ下げる銘柄、これほどやりにくいものはありません。
1分足・3分足・5分足のどれを見る?
値動きがあればあるほど助かるのであります。
株と言うものは、買い値に対しプラスマイナス5%くらいは、1分とかからず動くことがあります。
カップラーメンができるのを待てないセッカチ病。
それがデイトレの病です。
従いまして、当方、少なくとも1分足派です。
ティック足の場合もあります。
やむにやまれずそうなりました。
値動きのある銘柄をどう探す?
以上の考え方により、
- 板が薄い
- 出来高が大きい
- 1分足がグイグイ動く
- カップラーメンより早く利益が出る
そんな銘柄を探す日々。
その手法は、「念力」です。
「じーっ」と見て、「勘」で銘柄を選ぶやり方。
いささか非科学的ですが、ご容赦ください。
ハマったらどう逃げ出すか?
しょせんが「念力」で飛び込むオカルト投資法。
当然ながら、意味もなくダダ下がりする銘柄をつかんでしまう場合があります。
このため、損切りでいかに被害を少なくするかが大事になります。
値動きの中で逃げるか・切るか?
当然ながら時間当たりの値動きがあればあるほど、振幅の上方で降りることができます。
値動きがないままジワジワ下げる分足ですと、早く降りれば良いだけのことであって、上手く逃げるも何もありません。
値動きがあってこそ小細工が可能になります。
しかし、小細工の効かない値動きも少なからず存在します。
急落とジリ安が大損2大コンボ
何を言っても急落(特別売り気配)が来たら、いかんともしがたい。
その次に来るのが、値動きのない平滑な下降曲線。
「平滑下降ジリ安」の分足チャートに直面したら、とにかく早く降りなければなりません。
分散買いする・しない?
「平滑下降ジリ安」の分足チャートで分散買いをしてしまうと、単なる「下手なナンピン買い」になってしまいます。
分散買いは値動きが激しければそれなりに有効になる場合があります。
しかし、一歩間違えればナンピン地獄確定。
ナンピン確定 → イチかバチか
ナンピンしまくった上で、下げ続けるチャートを食らってしまったが最後。
戻せば助かりますが、戻さなければアウト。
イチかバチか。
世に言う「下手なナンピン素寒貧」です。
これで当方、文無しになりました。