夏枯れ相場がいつから始まるか?
当方の感触では、中高生の夏休み期間と同時です。
そもそも一年を通し、膠着相場の方が期間としては長い。
そう思って警戒しておけば問題なし。
勝っているなら、早目に降りて正解です。
夏枯れとは閑散相場
年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み。
この期間は、トレードをする者にとっては要注意です。
これら3つの期間では、いつのまにか相場全体の出来高が減ります。
気づかないうちに少しずつ負けが込んでしまうこと、少なからず。
知らず知らずのうちに徐々にやられる、これが最も注意を要する夏枯れ相場のパターンです。
理想は、勝っている時には着実に勝ち、さっさと「休むも相場」の態勢に持ち込むこと。
相場は負けが込むと、取り返そうとして余計な手出しをし、さらに傷口を広げる。
このパターンが非常に多いのであります。
夏休みはいつから
相場に夏休みはありません。
放っておいたら夏休みゼロで、平気で株をやってしまいます。
それがそもそもの間違い。
休まずして勝利の女神は微笑んでくれません。
休みなく相場に向かって儲かるなら良いですが、実際そうは問屋がおろしてくれません。
出来高が減って来たら、危なっかしくて仕方がないのであります。
そもそもなぜ夏枯れ相場で出来高が減って来るのか。
実際の話、相場から離れる人が増えるからです。
相場に入って来る人が増えたら、出来高が上がりますので。
夏休みは7月21日からが多い
小中高生の夏休みはだいたい7月21日からが多い。
北海道・東北の場合は7月26日と遅い場合もあり、これは県ごとに違いがあります。
資産が余っていて儲かりまくっていたら、子供を連れて旅行に行ってしかるべし。
孤独な人でも一人でどこかに行きます。
モニターにずっと向かい合っていてもあまり意味はありません。
それで夏枯れ相場が来る訳です。
暑いのだからどこかへ行こうよと。
暑くても乾燥している地方に行けば、快適極まりないのであるからして。
快適過ぎる砂漠気候
例えば、ラスベガスのように砂漠に作った街なら、気温40℃でも、シャワーに入らなくて平気です。
(入ったほうが良いですが…。)
汗をかいても瞬時に乾く為、非常に心地よいからです。
しかも肌が常に乾燥しているおかげで、ばい菌も繁殖しづらいと来ています。
日本の夏に比べたらはるかに快適です。
ちなみに某年7月10日の日本の気候データは
最高気温32.8℃
最低気温25.4℃
平均湿度78%
晴れ時々薄曇り
(気象庁ホームページより)
よくアメリカ映画などでは、川にざぶざぶと服を着たまま入って、出てきてもそのまま拭きもしません。
あれ、日本でやったら一日中乾かなくて不快極まりない上、ばい菌が繁殖して臭くなります。
米国では乾燥しているからこそ、雨に濡れても平気でそのまま外で歩くし、川でもプールでも服のまま飛び込む気になる訳です。
日本で服を着たまま川に飛び込む人はいません。
服がちょっとやそっとでは乾かないのを体験的に知っているからです。
一旦びしょびしょに濡れたら、半日干しておいても完全には乾きません。
それが高温多湿の気候です。
スタスタ歩かず休め
日本の夏は湿度が100%近くになります。
ほとんど飽和水蒸気圧です。
飽和水蒸気圧とは、限界いっぱいまで湿度が上がっていると言うこと。
やかんでお湯を沸かしたスチームサウナと大差ありません。
これに対し、砂漠の湿度は10%~20%程度。
気温が50℃近くあっても湿度が低いおかげで、日本よりはるかに過ごしやすい気候です。
飲み水さえあればの話ですが。
日本の旅行者はそのような乾燥気候の知識がありません。
快適なのを良いことに砂漠地帯をスタスタと歩き回り、水分摂取が足りなくなって、いきなり昏倒する人がいるそうです。
そのような状況下で、水分摂取不足のまま意識を失うのは非常に危険なことです。
絶命の危険すらあります。
お気をつけください。
相場の砂漠を毎日さまよっているトレーダーには、この知識が必須です。
先に勝って早降りする
じわじわ負ける、ドカンと負ける、このどちらもダメです。
理想は勝って休む。
じわじわ負けていると、それを取り返そうとして、結局ドカンと負けてしまいます。
大きめの勝ちの後に、早降りをするため損切りをするのが理想です。
そういう場合の損切りは痛くも痒くもありません。
はっきり言いましょう。
閑散相場とは、最も注意を要する3つの期間。
年末年始、ゴールデンウィーク、夏休み。
これらの期間は、資金力のある「勝っている」投資家から切り上げ、休暇に入る傾向にあるのであります。
結果、全体の出来高のじわじわ減ります。
そして思いもよらぬ急落や、特別売り気配がやってくるのであります。
ツイッターを見ていても、ある程度資金力がありそうなトレーダーに限って、「明日から休暇に入る」などのツイート。
専業投資家のメリット
専業投資家は、好きな期間に休みが取れると言う、大きなメリットがあります。
資金力のある、儲けているトレーダーから休暇に入るのは当然の成り行きです。
そのおかげで大きな玉をブン投げられ、こちらが被害を受けることになるのであります。
このへんで手打ちにしよう、手を引こう。
そう考えている矢先に急落が来ることも。
夏については、お盆休み(8月15日を含む週)の前後が閑散。
しかし、必ずしもその期間に限定されている訳ではありません。
場合によっては、7月中にいきなり夏枯れ相場に入る場合も少なくありません。
相場の参加者は、お盆休みに合わせて休暇を取るとは限りませんので。
昔かたぎのサラリーマンのような人、最近は減ってきています。
お盆休みなんて、ない人のほうが多い。
交代で有給休暇、あるいは、ブラックで休みなし。
ですので、注意すべきなのは、7月に入ったら夏枯れ相場を警戒し、8月末まで続くと考えたほうがよろしい。
日本は高温多湿と言う気候の特性上、夏枯れ相場の期間が長いのであります。
お盆休みの1週間は、逆に個人が好む株(新興株や材料株)の出来高が急に上がったりします。
ふだん株をやっていない人がいきなりデイトレを始めたりするからです。
ゴールデンウィークも同様です。
夏枯れ相場警戒モード
7月ともなれば、夏枯れ相場警戒モード入り。
デイトレの売買は控えてしかるべし。
売買を控えれば損をしません。
相場なんてそんなもの。
昨日からの持越株は微損で、寄りとともに損切り。
デイは1銘柄のみ。
インするタイミングも限定したら、損切りはゼロ。
いつもの苦労が嘘のよう。
エーザイ株が意味のわからないS高張り付き2営業日目。
そっと買いを入れたら、ラッキーなことにS高値で1枚買えました。
上がるかどうかはわかりません。
明日のエーザイの動向で一喜一憂しそうです。
張り付きの買い板が金額にして90億円分くらい残っていましたが、あれ、何なのでしょうか。
いつもは全然動かない医薬品の大型株。
明日の朝、大幅ギャップダウンだけは避けて欲しいところです。
本日のトレード結果
【デイ新規建代金合計】(買建)100万円
(売建)なし
【デイ売買銘柄】(買建)4391ロジザード
(売建)なし
【デイ損益合計】+0.6万
【持越決済】-0.2万円
【本日のトータル結果】+0.4万円
【今月の損益】+10.9万円
【持越ポジション】買建2銘柄(新興株×1、4523エーザイ)
【含み益】なし
【225オプション】ポジションなし