よくある株の失敗を6つまとめました。
全て私自身がやらかしたミス。
顔面蒼白で叫んだ経験たびたび。
大損につながってしまった例もあります。
1つ1つの間違い・勘違いを確認し、対処法を考えること。
これはトレードを改善するために必要な視点となります。
私がよくやる株の失敗6選と対策【一覧表】
内容 | 対策 | |
買い | 誤クリック | 指先を上げておく |
取消忘れ | 注文照会画面を確認 | |
ナンピンブン投げ | ナンピンしない 損を受入れる | |
売り | 売り忘れ | 建玉照会(残高照会)画面を確認 |
株数誤認 | 建玉照会(残高照会)画面を確認 | |
新規・返済の誤認 | 返済予約を使う |
以上について、順に説明いたします。
買いから入る時の失敗
買いの誤クリック
マウスの誤クリック。
頻度はあまり高くありません。
緊張しているせいなのか、それとも手に力が入り過ぎなのか…。
指が勝手に動いてしてしまい、買いのタイミングを間違えることも。
クリックが浅い仕様のマウスですと、これが起こり易くなります。
現在私が使用しているマウスは、クリックが深いタイプの製品であるため、早とちりのクリックは少なくなっています。
しかし、今度は「クリックが入らない」状況が頻発するようになりました。
デイトレードの場合には、クリックが浅いマウスを使い、クリックしない時には指先を上げておくのが良いのかも知れません。
これはこれで手が疲れると言うデメリットもありますが。
取り消し忘れ
出した買い発注の消し忘れは、株の短期売買でよくあるミスの1つです。
下に指値発注を出し待ち構えていながら、他の銘柄に目移りして忘れてしまうことがあります。
私の場合、1週間に1回くらいはやります。
もちろん途中で気づいて難を逃れることが多いです。
しかし、過去には一日中気づかずにいて、突然の約定通知音に慌てた経験が幾度となくあります。
これを防ぐには、その都度、注文照会画面を確認するしかありません。
ナンピンブン投げ
買いで入る時、もっとも恐ろしい結果を生みかねないミス。
ナンピン買いは、思惑通りに株価が動けば問題ありません。
しかし、そうでない場合には、とんでもない恐怖を味わった末、大損をこく場合も少なくありません。
これを防ぐために
- ナンピンを最初からしない
- 含み損を受入れて早くにブン投げる
と言う対処法を取っています。
しかし、ナンピンブン投げ、過去の恐怖はトラウマになっており、頭から離れることはありません。
持ち株を売る際の失敗
売り忘れ
2~3銘柄同時のデイトレードは、なるべくやらないようにしています。
しかし、デイトレのゴールデン・タイムは前場の早い時間。
気づいたらガチャガチャやっていることも少なくありません。
そんな時、持ち株に売り残しがあるまま気づかないことがあります。
1ケ月に1~2回くらい?
たいていは途中で気づきますが、たまにやらかします。
建玉(残高)照会画面の確認、これは株の短期売買では必須事項です。
株数の誤認
持ち株を売り切った筈なのに、大引け前に思ってもいない株を持っている、この恐怖。
1年に1回くらいはこれをやります。
もちろんトレードの度に、建玉照会(残高照会)画面を確認していれば問題ありません。
自己責任と言えばその通りです。
なぜそうなるかと言えば、次の例が挙げられます。
売買単位が1株の低位株に要注意
私が最も頻繁にやる間違いは、
- 株価100円~300円
- 最低売買単位が1株
の銘柄を買い持ちした場合です。
利益確定で1000株の売りを出すとします。
その時、1株しか売れていないにも関わらず、気づかないままでいることがあります。
発注システムの仕様に慣れ過ぎはまずい
実は、株数を入れる入力欄は、クリックすると自動的に最低株数が表示されるようになっていることが多いです。
100円から300円程度の株は、以前は最低売買単位が1000株、あるいは100株のものがほとんどでした。
(今は100株がほとんどになりました。)
そのおかげで、1株単位の株の存在など忘れています。
慌てて入力欄をクリックし1000株売り切ったつもりでいたら、1株しか売れていない悲劇。
1時間以上経ってから、思い切り含み損の持ち株に気づく訳です。
「何だこの999株は!」と。
地団駄踏みました。
新規・返済の誤認
信用取引には、新規・返済の区別があります。
- 新規売りとは空売り
- 返済売りは買い建玉の反対売買
を意味します。
通常の発注では、「新規」または「返済」のボタンをクリックすることによって、この区別をします。
ところが、慌ててトレードをしていると、これを思い切り間違えることがあります。
持ち株を手放したいのに、新たに空売りの玉を作ってしまうと言うのがこのパターンです。
結局手数料が余分にかかり、降りるのに手間取り、損が膨らむことさえあります。
この対処法としては、「返済予約」の利用が挙げられます。
証券会社によっては、返済の予約(自動の反対売買)ができます。
機械にあらかじめ頼んでおくことで、新規・返済の誤認を防ぐことが可能です。