長く株を続ければ続けるほど陥りがちな心理。
良く言えば慎重、悪く言えばビビり癖。
気づいたらそうなっていた。
株の世界ではよくあるパターンです。
中長期投資で食らった株価急落。
爆下げによる影響はトレード手法そのものを変えます。
そんな私の経験をご紹介します。
ストップ安連続!いつ寄り付くのか?
「相場と言うものはここまでやるものなのか?」
某新興株の寄らずのストップ安連続が、本日で4営業日目となりました。
先週末時点
本日大引け時点
容赦のない下げ。
大引け時点でストップ安価格に出されている売り発注は、まだかなり厚いです。
明日以降、どうなるかは予想ができません。
下がり過ぎであると言う判断の人が増えれば、自然と買いが入りますので寄り付く可能性もあります。
しかし、皆が弱気になっていれば、買いは入りにくくなります。
そのあたりの人々の心理は未知数。
どんな株の買い方をしていても…
最小単元の100株だけを持っていたとしても、株価が3分の1。
値がさの銘柄です。
もし厚く買いを入れていたら…。
レバレッジを掛けていたら…。
この値動きの背景を逐一、「これがこうなったので下がった」などと説明をしてくれる人がいますが、株は結果が全て。
下がったらその時点で損になるだけです。
時間をかけて3倍まで上がった株が、4日で元通りに…。
つくづく買い持ちしていなくて良かったと、胸を撫で下ろすばかりです。
過去に私が食らったストップ安連続
株をやっていたら、このようなことはたまにあること。
値動きが比較的大きいとされる新興市場の銘柄に限ったことでもありません。
過去には、東証1部の大型株で、似たような下落が起きたこともあります。
何を隠そう、私、それを思い切り食らったことがあります。
(スイングトレードで…。)
忘れもしない2011年の秋。
ハイテク光学機器を扱う主力株でストップ安が連続し、やはり株価が3分の1くらいになりました。
その時は、ストップ安になる直前の時点で、すでに半額になる位まで株価が下がっていました。
ですから、下がったところから爆下げした格好。
過去のとんでもない日足チャートを回顧
「まさかそこまで…」と言う気持ちが強かったです。
東証1部の主力株ですから。
全く予想できず、思い切り食らってしまいました。
非常に辛かったです。
もちろん、投入資金はいきなり3分の1へ…。
スイングトレードからデイトレードに移行する?
それ以外にも、大昔にはストップ安の連続で株価が10分の1になった例がありました。
まだ本格的に株を始める前だったので、ザラバで目の当たりにはしていませんでしたが…。
詳細は「ストップ安 記録」などの語で検索すると出てきます。
また、震災の時の某電力株なども、とんでもない下落を見せました。
天下の優良大型株ですから。
(さすがにストップ安はそこまで連続しませんでしたが…。)
まさに株に絶対はないと言うことです。
そして、そういう銘柄を間近に見てしまうと、おそろしくてスイングトレードの買い持ちはできなくなってしまいます。
その結果、デイトレードにに移行する人も多いです。
株をやっていると陥る性格とは
もちろん私もそのような経験を経て、デイトレードをするようになりました。
今でもスイングトレードで持ち越すこともありますが、おっかなびっくりやっています。
株をやればやるほど、どんどん投資の恐怖が体に染みついて行きます。
「大金持ちの投資家が物凄いケチだ」などと言う話をたまに聞きます。
それはきっと、このような経験を繰り返しているからなのかも知れません。
たしかに、株の損失は理不尽なくらいに突然、それもとんでもない金額で襲ってきます。
それを思えば、飲み食い等におカネをかける気が失せても全く不思議はありません。
ある種のPTSDみたいなモノかも知れません。
2月4日のトレード結果
本日はノートレ。
インするチャンスは数度ありましたが、躊躇(ちゅうちょ)してしまい、手が出ませんでした。
当面は様子見ムードにならざるを得ない相場の雰囲気。
つくづくイケイケドンドンの相場が来てほしいと思います。
【デイトレード売買銘柄】
(買建)なし
(売建)なし
デイトレード新規建売買代金(買建) | なし |
デイトレード新規建売買代金(売建) | なし |
デイトレード損益 | なし |
スイングトレード損益 | なし |
本日のトータル結果 | なし |
今月の損益 | -0.5万円 |
持越ポジション(新規買建) | なし |
持越ポジション(新規売建) | なし |
含み益 | なし |
225オプション | なし |